伊藤学司文部科学省高等教育局長

2025年3月27日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

お答え申し上げます。

改正案の目的規定、全面的に改正をする形になったわけでございますけれども、その理由といたしましては、低所得者世帯の学生等に加えて多子世帯の学生等も授業料等減免の対象と拡大をしていく、このことから、家庭における教育費の負担というものを、この二つの世帯に共通する全体の概念といたしまして、社会全体でその教育費の一部を負担し、家庭における教育費の負担を軽減を図ることによって子育てに希望を持つことができる社会の実現に寄与することを目的とすると、こういうような改正をさせていただいたものでございます。これは、先ほども御答弁申し上げましたとおり、少子化への進展の対処にも寄与するものと考えてございますので、少子化対策の意図も含め、より広く規定をしたところでございます。

また、加えて、この全面的な規定の見直しに伴いまして、今御指摘いただきましたような人材育成とか質の高い教育という、まあワードとしては、その文言は全体を見直す中で今回の新しい目的には入っていないわけでございますけれども、当然、高等教育を受けるという形は、高等教育機関は人材育成の機関でございますので、当然人材育成をしっかりしていくと、これを、教育を受けられるということの目的が損なわれるものでは全くないというふうに思ってございますし、特に、この法律、まあ機関要件ということで、教育を受ける、大学がしっかりとした教育を行ってもらうということもこの二条以下の条文の方で規定をさせていただいているところでございますので、質の高い教育というものを実施をしていただくという全体の目的の中では、それらについては引き続き法律として求めていきたいというふうに思ってございますので、この点について、今回の改正が目的としなくなったということではないというふうに御理解をいただければと思います。

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