江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月24日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 314 発言)

まず、再造林が行われない理由は、大体六八%ぐらいですかね、ぐらいしか補助金をもらっても合わないということでありますから、やはり意識の高い山主にやっていただくということ、まあ性善説にのっとってやっているというのが再造林の実態だと思います。再造林をしても、更に言うと、鹿に食われてしまって植えてしまったものがすぐに駄目になるとか、様々な二次的な被害もありますので、この再造林に係るコストについては政策の大きな課題だというふうに私自身も思っております。

それで、立木価格と製品価格との乖離の問題ですが、これはもう魚なんかでもみんなそうですけど、浜値とスーパーで並んでいる値段が全く違う。特に木材の場合は、特に杉材なんかは非常に水分が多い、乾燥率が低い、木目がやっぱり粗い。輸入材の方が、ホワイトチップ集成材なんかは目が細かくて狂いが少ないというので使いやすいということがある。

それから、国産材については、欲しいときに必要なだけ手に入らないというやはり製造元からの苦情があります。輸入材は欲しいときに欲しいだけ手に入ると。ですから、定数、定量が定期的に供給されるような体制もつくらなきゃいけないということだろうと思います。ということであれば、大分全国でも整備が進んでまいりましたけれども、木材のストックヤードをしっかり造って、切ったらすぐ出すということではなくて、市場の動向を見ながら、それからエンドユーザーの要望を見ながら、在庫を持って、それに基づいて出荷をするような体制もつくっていくことがやはりこれから求められていくんだろうと思います。

ですから、何とかこれからは、本年度からの取組でありますが、森林所有者から川下の木材事業者までが参加する需給情報連絡協議会というものをつくるようにいたしましたので、ここで何とか合理的な価格形成のための合意ができるようにこれから努力してまいりたいというふうに考えております。

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