大臣、ありがとうございました。
繰り返しますけど、否定していないんですよ。別にそれはそれで必要ですよねと、それはそれでいいんです。ただ、よりやっぱり生産者の実態が見える指標も、そっちじゃなくてこっちにしてくれと言っているんじゃなくて、やっぱり農水省としては、その生産者の実態もきちんとやっぱり見ていくと、その上で全体を見ていくということなので、何もそっちやめてこっちにしてよと言っているわけじゃないので、全体の仕組み、システムを守っていくということは理解していますよ。理解しているけれどもという話だったので、これは今後じっくり議論されるであろう基本計画の議論の中でまたいろいろやらせていただきたいなというふうに思います。
それでは、お米の話をさせていただきますけれども、大臣、眠れぬほど頭を悩ませたという備蓄米の放出、苦しい思いもあったのかなということは答弁お聞きしながら御拝察を申し上げますが、ただ、何か議論聞いていて、政府としては、米は目詰まりなのであるんですと、市場にはどっかにあるんですということですよね。でも、これは価格を下げるためにやっているんではないというのが表向きの話なわけじゃないですか。
でも、この間もちょっと質疑拝見したんですけど、価格が高くて消費者困るから、そのときにはやっぱりちゅうちょなくもっと米を出すようにという指摘もあるわけですよ。まあ、何かこう本当に難しい問題だなというふうに思いながら聞いています。
というのは、やっぱり、いつ大規模災害が起こるか分からないということは、やっぱり一定の備蓄も確保しておかなきゃいけないということもある。確かに、消費者の皆さん、今これだけ価格高騰して本当に大変な思いをされているという現実を受け止めて手を打っていかなきゃいけないということと、ただ、今後何があるか分からないことにも備えていかなきゃいけない、こういうことだと思うんですね。
そういうことを想定してというか、いろいろシミュレーションされているのかどうかということについて、ごめんなさい、通告していないんですけど、大臣、いいですか。
59宮宮浦浩司農林水産省大臣官房総括審議官
議員も御存じのとおり、せんだっての国会で食料・農業・農村基本法が成立をいたしました。その中では、改めて食料システムという概念が規定をされたところでございます。
御指摘のとおり、その生産部分、もちろん重要でございますが、国民への安定供給を図っていくという面におきましては、生産だけではなくて製造、それから流通、販売というところまで幅広く一体として考えるということで、今回こういった議論をしているというところでございます。
この発言のページ
60
田名部匡代(立憲)
いや、別にそれは分かるけれども、生産者をしっかりと守っていかなかったら、元を、その物を作る人がいなくなったら加工も流通も何もないわけですよ。
それで、生産者が一番この価格転嫁、価格交渉力がなくて価格転嫁ができていないと、赤字で生産するような現状があるから、やっぱりそこはきちんとみんなで見ていかなきゃいけないよねということが、やっぱりそういう視点で農林水産省として違う指標も、言っていることを否定しているわけじゃないんです。でも、それでは実態が見えないんじゃないんですかと。生産者の手取りがきちんとやっぱり増えていく、所得を増やしていく、生産、再生産可能な農…
この発言のページ
61
江藤拓(自民)農林水産大臣
いや、ここは農林水産委員会ですから、おっしゃることは全く正しいと思います。
ただ、局長が言っていることは、全ての方々を交渉のテーブルにのせる場合には、農業者のためですよという話をしたら、例えば流通とか加工とか販売の人たちは、そんなのはもう農業政策でやりゃええやないかという話になってしまうわけですよ。
ですから、農業者だけではありませんと。もちろん、農林水産省のおなかの中には、農業者の所得を増やしたいという気持ちが根っこに強くあって、それが主たる目的ではありますが、しかしそれを余り前に出し過ぎると、食料システムとして議論をしないと、今回は生産者団体の方…
この発言のページ
- (上の発言)
62
田名部匡代(立憲)
大臣、ありがとうございました。
繰り返しますけど、否定していないんですよ。別にそれはそれで必要ですよねと、それはそれでいいんです。ただ、よりやっぱり生産者の実態が見える指標も、そっちじゃなくてこっちにしてくれと言っているんじゃなくて、やっぱり農水省としては、その生産者の実態もきちんとやっぱり見ていくと、その上で全体を見ていくということなので、何もそっちやめてこっちにしてよと言っているわけじゃないので、全体の仕組み、システムを守っていくということは理解していますよ。理解しているけれどもという話だったので、これは今後じっくり議論されるであろう基本計画の議論の中でまたいろいろやらせていただきたいなというふうに思います。
それでは、お米の話をさせていただきますけれども、大臣、眠れぬほど頭を悩ませたという備蓄米の放出、苦しい思いもあったのかなということは答弁お聞きしながら御拝察を申し上げますが、ただ、何か議論聞いていて、政府としては、米は目詰まりなのであるんですと、市場にはどっかにあるんですということですよね。でも、これは価格を下げるためにやっているんではないというのが表向きの話なわけじゃないですか。
でも、この間もちょっと質疑拝見したんですけど、価格が高くて消費者困るから、そのときにはやっぱりちゅうちょなくもっと米を出すようにという指摘もあるわけですよ。まあ、何かこう本当に難しい問題だなというふうに思いながら聞いています。
というのは、やっぱり、いつ大規模災害が起こるか分からないということは、やっぱり一定の備蓄も確保しておかなきゃいけないということもある。確かに、消費者の皆さん、今これだけ価格高騰して本当に大変な思いをされているという現実を受け止めて手を打っていかなきゃいけないということと、ただ、今後何があるか分からないことにも備えていかなきゃいけない、こういうことだと思うんですね。
そういうことを想定してというか、いろいろシミュレーションされているのかどうかということについて、ごめんなさい、通告していないんですけど、大臣、いいですか。
63
江藤拓(自民)農林水産大臣
おっしゃることはよく分かります。もう備蓄米は何のためにあるかといえば、大凶作とか連続する不作とか、そのときに国民の皆様方に御苦労を掛けないために備蓄をしているんだ、そのために年間五百億を掛けて、税金を掛けて持っているんだというものでありますから、この備蓄米が持っている目的はまずこれなんですよね、これなんですよ、価格の安定ということではなくてですね。
ですから、これが、今二十一万トン出して、九十一万トンの在庫から二十一万トン出すと、七十万トンになります。これで、追加で二十万トン出せば五十万トンになります。そんなときに、大変な事態が起こったときに、備蓄米と…
この発言のページ
64
田名部匡代(立憲)
この備蓄米放出という判断、決断に至った、そういう事態だということは私は理解しますし、やっぱりそれだけ消費者の皆さんは、実質賃金の上がらない中、本当に、主食である米が高騰したこと、上がり過ぎたことによって厳しいということはそのとおりだと思います。
ただ、申し上げているのは、やはり、それはそれとして、今の対策はそうであっても、いざということへの備えも政府としてはやっぱり考えておかなきゃいけないということだと思うんですね。
今、ちょっと私まだ見ていないんですけど、何かネット上で、ユーチューブか何かで、七月に大規模災害がまたあるみたいなことが相当何か見られて…
この発言のページ
65
江藤拓(自民)農林水産大臣
全くですね、例えばオイルショックのときにトイレットペーパーがなくなりました。全く根拠のない話であったのに日本中からトイレットペーパーが消えてしまうと。消費者の皆様方がパニックに陥るとどんなことが起こるか分からないというふうに思います。ですから、委員のおっしゃることもよく分かります。
ですから、もう、例えばネガティブキャンペーンをする人は、江藤は更に追加で二十万トンを出したではないか、もう五十万トンしかないじゃないか、もう民間備蓄も、まあ若干その後増えているとはいえ、災害も来るらしいぞということで、買うようなこと起こったら、何があるか本当に分かりません。…
この発言のページ