私は、日本学術会議法案に対し、立憲民主・社民・無所属を代表して、修正の動議を提出いたします。
その内容は、お手元に配付されております案文のとおりです。
これより、その趣旨について御説明をいたします。
本法律案は、日本学術会議が確保を求めていたナショナルアカデミーとして満たすべき五要件における、国家財政支出による安定した財政基盤、活動面での政府からの独立及び会員選考における自主性、独立性の三つの要件を充足しておらず、また、光石日本学術会議会長の声明で示されていた懸念を払拭できていないにもかかわらず、日本学術会議との完全な合意に至らない中で提出されたものであります。その結果、日本学術会議において、国会に対し、法案がナショナルアカデミーの五要件を充足し、会長声明で示された懸念を払拭したものとなるよう修正を求める決議が採択されております。そこで、本修正案は、ナショナルアカデミーの五要件を全て充足するとともに、懸念を払拭するために必要な修正を行うものであります。
以下、修正案の内容の概要について御説明申し上げます。
第一に、目的規定及び日本学術会議の業務に係る規定を修正し、日本学術会議が独立して業務を行う旨を明記しております。
第二に、監事に係る規定を修正し、監事は、学術研究の特性に配慮しつつ、常に公正不偏の態度を保持して、その職務を遂行しなければならない旨の規定を追加すること、監事は、日本学術会議の業務に関し優れた識見と経験を有する者及び監査に関する実務に精通している者のうちから任命されるものとすること、内閣総理大臣は、監事を任命しようとするときは、あらかじめ日本学術会議の意見を聴き、その意見を尊重しなければならないものとすることのほか、監事は、一回に限り再任されることができるものとしております。
第三に、選定助言委員会に係る規定を削除し、選定助言委員会は設けないこととしております。
第四に、運営助言委員会に係る規定を削除し、運営助言委員会は設けないこととしております。
第五に、会員の候補者の選定に関する規定を修正し、分野別業績審査委員会は設けないこととするほか、会員候補者選定委員会が会員の候補者を選定するに当たっての幅広い候補者を得るために必要な措置に係る規定等を削ることとしております。
第六に、日本学術会議評価委員会に係る規定を修正し、内閣総理大臣は、日本学術会議評価委員を任命しようとするときは、あらかじめ日本学術会議の意見を聴き、その意見を尊重しなければならないものとするほか、日本学術会議が日本学術会議評価委員会の意見を自己点検評価の方法の改善に適切に反映させる義務を努力義務に変更することとしております。
第七に、財源措置に係る規定を修正し、日本学術会議に対する補助金の額については、日本学術会議が中期的な活動計画及び年度計画に基づく活動を継続的かつ安定的に行うことができるようなものでなければならないものとしております。
第八に、附則における会員予定者に係る規定等を修正し、会員予定者は現行日本学術会議が選定するものとすること、候補者選考委員は現会員のうちから任命するものとすること、現会長が候補者選考委員の任命をしようとするときに内閣総理大臣が指定する者と協議しなければならない旨の規定を削ること等のほか、所要の整理を行うこととしております。
以上が修正案の趣旨であります。
何とぞ、委員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
104
大島九州男(れいわ)
ありがとうございます。
私もこの間、会長に、会長、もう好きなこと言ってくださいよと言って、委員会終わった後に個人的にお話ししたんですけど、やはり平和的復興を、先ほど言った平和的発展を目指す学術会議の使命、科学者としてやっぱり平和を追求していく、希求していくというその前文の精神をしっかり引き継いでいく学術会議が残っていかなければならないというのも、私も強いそういう願いを持っているので、仮にこういう法案ができても、先ほど言ったように、運用する側、それを使う人がその精神をしっかり持って政府と連携していくようになっていかなくちゃいけませんし、先生方のその熱い思…
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105
和田政宗(自民)
以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。
参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。(拍手)
では、速記を止めてください。
〔速記中止〕
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和田政宗(自民)
速記を起こしてください。
本案の修正について木戸口君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。木戸口英司君。
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- (上の発言)
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木戸口英司(立憲)
私は、日本学術会議法案に対し、立憲民主・社民・無所属を代表して、修正の動議を提出いたします。
その内容は、お手元に配付されております案文のとおりです。
これより、その趣旨について御説明をいたします。
本法律案は、日本学術会議が確保を求めていたナショナルアカデミーとして満たすべき五要件における、国家財政支出による安定した財政基盤、活動面での政府からの独立及び会員選考における自主性、独立性の三つの要件を充足しておらず、また、光石日本学術会議会長の声明で示されていた懸念を払拭できていないにもかかわらず、日本学術会議との完全な合意に至らない中で提出されたものであります。その結果、日本学術会議において、国会に対し、法案がナショナルアカデミーの五要件を充足し、会長声明で示された懸念を払拭したものとなるよう修正を求める決議が採択されております。そこで、本修正案は、ナショナルアカデミーの五要件を全て充足するとともに、懸念を払拭するために必要な修正を行うものであります。
以下、修正案の内容の概要について御説明申し上げます。
第一に、目的規定及び日本学術会議の業務に係る規定を修正し、日本学術会議が独立して業務を行う旨を明記しております。
第二に、監事に係る規定を修正し、監事は、学術研究の特性に配慮しつつ、常に公正不偏の態度を保持して、その職務を遂行しなければならない旨の規定を追加すること、監事は、日本学術会議の業務に関し優れた識見と経験を有する者及び監査に関する実務に精通している者のうちから任命されるものとすること、内閣総理大臣は、監事を任命しようとするときは、あらかじめ日本学術会議の意見を聴き、その意見を尊重しなければならないものとすることのほか、監事は、一回に限り再任されることができるものとしております。
第三に、選定助言委員会に係る規定を削除し、選定助言委員会は設けないこととしております。
第四に、運営助言委員会に係る規定を削除し、運営助言委員会は設けないこととしております。
第五に、会員の候補者の選定に関する規定を修正し、分野別業績審査委員会は設けないこととするほか、会員候補者選定委員会が会員の候補者を選定するに当たっての幅広い候補者を得るために必要な措置に係る規定等を削ることとしております。
第六に、日本学術会議評価委員会に係る規定を修正し、内閣総理大臣は、日本学術会議評価委員を任命しようとするときは、あらかじめ日本学術会議の意見を聴き、その意見を尊重しなければならないものとするほか、日本学術会議が日本学術会議評価委員会の意見を自己点検評価の方法の改善に適切に反映させる義務を努力義務に変更することとしております。
第七に、財源措置に係る規定を修正し、日本学術会議に対する補助金の額については、日本学術会議が中期的な活動計画及び年度計画に基づく活動を継続的かつ安定的に行うことができるようなものでなければならないものとしております。
第八に、附則における会員予定者に係る規定等を修正し、会員予定者は現行日本学術会議が選定するものとすること、候補者選考委員は現会員のうちから任命するものとすること、現会長が候補者選考委員の任命をしようとするときに内閣総理大臣が指定する者と協議しなければならない旨の規定を削ること等のほか、所要の整理を行うこととしております。
以上が修正案の趣旨であります。
何とぞ、委員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
108
和田政宗(自民)
以上で修正案の趣旨説明の聴取は終わりました。
修正案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十六分散会
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