先ほど参考人、別の参考人の方から出てきた例えば防災・減災という領域に関して、私もCSTIの常勤議員として、例えばSIPとかBRIDGEとか様々な資金を動かして、そのテーマについても取りかかっていました。これは、それだけでも数百億のお金を、僅か、私の目から見ると小さいと思いますが、動かして、そういういろんなプロジェクトについて動かしていました。
一方で、学術会議は、学協会を通して様々な人的なネットワークはありますけれども、その人たちをみんな動かして、ある特定のテーマに関して研究を行うだけの財務的な基盤はありません。もし真摯に国民が求めるような新たな学術の知見を展開したいと思うならば、それは、それをよしとする研究者が集まり、外部資金、これはすなわち政府からのお金ですが、政府からの資金を取り、これに関して我々の答えを出しますという提言を出すべきだと思います。それによって、例えば一つのプロジェクトごとに数十億のお金が付いていく可能性がある。それは、チームをつくり、文字どおり学協会の人々を集めたような見解を出していくことになると思います。それが果たして学術会議そのものの独立性を奪うことになるかというと、私はそれはそんなことはないと思います。
なぜかと言えば、独立性を持った研究者が集まり、それぞれの知見を発揮し、そして彼らの信念に基づいて正しい方向性の見地を、専門知を展開していくということが学術会議そのものの独立性を奪うことには私はならないと思うし、むしろそのような活動の拡大が学術会議の独立性という意識を高め、社会における認知度を高め、さらに、次々と学術会議の活動をサポートするような資金的援助が生まれ、そして我が国のアカデミーを発展させていく方法だと信じています。
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竹谷とし子(公明)
吉村参考人、お願いいたします。
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51吉吉村忍東京大学名誉教授
ちょっと一つ具体的な事例で、先ほどもちょっと話題に出ましたけれど、防災・減災関係でいいますと、防災・減災というのは本当に国民一人一人の生活に密着していますし、あと、しかもそれが物すごく激甚化している、あるいは広範囲になっていたりとか、そういう状況にあるわけで、これは当然、学術会議の僅かな会員、連携会員だけで問題を解こうというふうには全く思っておりません。
ただ、学術会議の中に一部、二部、三部を横断した委員会をつくり、その委員会が今度はその関連の学協会と防災学術連携体というネットワークをつくりまして、それに、それこそ内閣府、国交省、そういったところの役所…
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竹谷とし子(公明)
四人の先生方、ありがとうございます。
続きまして、上山参考人にお伺いしたいと思います。
やはり、四人の先生方のお話聞いておりましても、学術会議がやっぱりこれまで財政的に十分な予算がなく、活動をするに当たってもやはり制約があったのではないかというふうに感じているところでございますけれども、外部から、外部資金の獲得の意義というものもあると、必要性というものもあると思うんですけれども、それによって自主性、自律性、中立性が危うくなるのではないかという御意見に対して、それを防ぐ方法といいますか、決してそうではないということについて、どのように担保していくかとい…
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- (上の発言)
53上上山隆大政策研究大学院大学客員教授
先ほど参考人、別の参考人の方から出てきた例えば防災・減災という領域に関して、私もCSTIの常勤議員として、例えばSIPとかBRIDGEとか様々な資金を動かして、そのテーマについても取りかかっていました。これは、それだけでも数百億のお金を、僅か、私の目から見ると小さいと思いますが、動かして、そういういろんなプロジェクトについて動かしていました。
一方で、学術会議は、学協会を通して様々な人的なネットワークはありますけれども、その人たちをみんな動かして、ある特定のテーマに関して研究を行うだけの財務的な基盤はありません。もし真摯に国民が求めるような新たな学術の知見を展開したいと思うならば、それは、それをよしとする研究者が集まり、外部資金、これはすなわち政府からのお金ですが、政府からの資金を取り、これに関して我々の答えを出しますという提言を出すべきだと思います。それによって、例えば一つのプロジェクトごとに数十億のお金が付いていく可能性がある。それは、チームをつくり、文字どおり学協会の人々を集めたような見解を出していくことになると思います。それが果たして学術会議そのものの独立性を奪うことになるかというと、私はそれはそんなことはないと思います。
なぜかと言えば、独立性を持った研究者が集まり、それぞれの知見を発揮し、そして彼らの信念に基づいて正しい方向性の見地を、専門知を展開していくということが学術会議そのものの独立性を奪うことには私はならないと思うし、むしろそのような活動の拡大が学術会議の独立性という意識を高め、社会における認知度を高め、さらに、次々と学術会議の活動をサポートするような資金的援助が生まれ、そして我が国のアカデミーを発展させていく方法だと信じています。
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竹谷とし子(公明)
ありがとうございます。
川嶋参考人に、済みません、伺いたいと思います。
今日、資料を御準備いただきまして、パネルも御準備いただき、ありがとうございました。資料一のところに、会員の選考というところで、アメリカ、英国、ドイツのことも御紹介をいただいております。ありがとうございます。
ここの資料の中に、会員の選考について、アメリカは会員の選挙を行っているということ、また英国は会員による推薦と投票ということが行われていること、またドイツは会員による投票が行われているという、そういう記述がございます。
コオプテーション方式というものを採用されているというこ…
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55川川嶋四郎同志社大学法学部法律学科教授
御質問ありがとうございます。
私、現在の会員でございまして、連携会員とそれから会員も含めまして十年、約十年ぐらいでございます。私が会員になった後、あるいは連携会員にしていただいた後は、もう全てコオプテーション方式で行っております。
ところが、日本もかつては投票制だったというふうに聞いてはおります。ただ、その投票制の場合には、結局、選挙活動を行わなきゃいけないと。そうしますと、学閥であるとかなんとかが票集めに奔走せざるを得ないと、あるいは奔走させる。自分の弟子あるいは教え子なんか、あるいは研究室の学生なんかを動員して選挙に奔走させると。それが日本におけ…
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竹谷とし子(公明)
ありがとうございました。時間ですので終わります。
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