ありがとうございます。
私は、AIセーフティ・インスティテュートの所長としてこの戦略本部に対して非常に期待もしておりますし、一方で、おっしゃられたような不安というものも感じているところでございます。
AIは、全てを理解しようと思うと、私のような技術者出身でも全ての技術というものを今理解しているかというと、私は残念ながら、それはお答えとしては違うというふうにお答えせざるを得ません。これ、世界広しといえど、全てのAIの技術を網羅して理解している方というのはいらっしゃいません。
一方で、技術を理解しないとAIの施策がつくれないかというと、私はそれは違うとは思っています。ただ、やはり先端的にどういうことが懸念として起こっているのか、あるいはどういう技術ができて、今何ができようとしているのかということは、技術者を通して皆さんに理解をしていただいて戦略を作っていただくというのが大事だと思っています。
ここで私が大事だと思っているのは、やはりこの戦略と付いているからには、何か北極星のような、日本としてはこうあるべきというような大きな目標にあって、それに対する戦術というものを官僚の方が作れるような、そういう大きな指針というのはしっかり決めていただきたい。
一方で、体制としてとおっしゃっていたのは、やはりこれが開催、次の開催まで待ってくださいというような形ではなくて、何か非常に大事な潮目というか、局面が来たときには柔軟な対応というもので開催していただくというのがもう一つだと思います。あとは、やはり官僚の方々、それを実行していく官僚の方々に、非常に専門性のある方を配置していただき、それに長く従事していただくというのがもう一つ重要なことではないかなというふうに思っております。
私からは以上でございます。
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柴田巧(維新)
日本維新の会の柴田巧です。
今日は参考人の方々にはお忙しい中御出席いただき、また、それぞれのお立場から貴重な御意見を頂戴しましたこと、感謝を申し上げたいと思います。これからの法案審査にまた生かしていきたいと思っております。
四人目になると、お聞きしたいこと、かなりもう言われているところがあるので、重なる部分もあるかもしれませんし、重ねて詳しくお聞きをしたいというところがあるかも、出るかもしれませんが、よろしくお願いをします。
まず最初に、村上参考人にお聞きをいたします。
今日、お配りいただいたこの資料の中にもございますが、最後の方に、国としてのA…
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56村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
ありがとうございます。お答えいたします。
まず、その人材、一般的に男女関係なくAI人材をどう増やしていくのかというところでございます。一見矛盾しているように思われるんですけれども、理系、文系という考え方があるのは世界的に見ても日本だけなんですね。理系的、サイエンスといったときに、いろいろな学問を勉強した上で自分の強みというものに、その工学であるとか理学というものを専攻するといったものが大学の勉強のところでは一般的になっています。
AIというのは、技術的なことももちろんそうなんですけれども、本当に深い、深層学習の数学のレイヤーよりも少し上の部分というの…
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柴田巧(維新)
ありがとうございました。私は典型的な私学文系だったので、大変今刺激を受けたというか、ちょっと人生後悔をしたりしましたが、ありがとうございました。
次に、続いて村上参考人にお聞きをしますけれども、今回のこのAI法案の中には、国としてのAIの戦略を明確化するために人工知能戦略本部というのをつくるということになって、これへの期待を示していらっしゃったかと思いますが、私は、本当に大丈夫なのかなとちょっと心配をしているというか、懸念をしていまして、この前の委員会でも大臣にもお尋ねをした経緯があるんですけれども、今もたくさん科学技術関係では何とか戦略本部というのは…
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- (上の発言)
58村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
ありがとうございます。
私は、AIセーフティ・インスティテュートの所長としてこの戦略本部に対して非常に期待もしておりますし、一方で、おっしゃられたような不安というものも感じているところでございます。
AIは、全てを理解しようと思うと、私のような技術者出身でも全ての技術というものを今理解しているかというと、私は残念ながら、それはお答えとしては違うというふうにお答えせざるを得ません。これ、世界広しといえど、全てのAIの技術を網羅して理解している方というのはいらっしゃいません。
一方で、技術を理解しないとAIの施策がつくれないかというと、私はそれは違うとは思っています。ただ、やはり先端的にどういうことが懸念として起こっているのか、あるいはどういう技術ができて、今何ができようとしているのかということは、技術者を通して皆さんに理解をしていただいて戦略を作っていただくというのが大事だと思っています。
ここで私が大事だと思っているのは、やはりこの戦略と付いているからには、何か北極星のような、日本としてはこうあるべきというような大きな目標にあって、それに対する戦術というものを官僚の方が作れるような、そういう大きな指針というのはしっかり決めていただきたい。
一方で、体制としてとおっしゃっていたのは、やはりこれが開催、次の開催まで待ってくださいというような形ではなくて、何か非常に大事な潮目というか、局面が来たときには柔軟な対応というもので開催していただくというのがもう一つだと思います。あとは、やはり官僚の方々、それを実行していく官僚の方々に、非常に専門性のある方を配置していただき、それに長く従事していただくというのがもう一つ重要なことではないかなというふうに思っております。
私からは以上でございます。
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柴田巧(維新)
ありがとうございました。
続いて、永沼参考人にお聞きをしたいと思います。
永沼参考人も先ほどのお話の中で、高度なAI人材育成を推進をというお話をされました。まさにそのとおりだと思っていますが、改めて言うまでもありませんが、この前も日経新聞に、一月二十八日ですかね、出ておりましたけど、AIのトップ研究者が集まる国際学会で採択された論文が、アメリカ、中国に続いて、アジアからシンガポールと韓国が上位に行くと。日本はどんどん下がっていくという中でありまして、それぞれシンガポールも韓国もいろんな設備を設けたり力を入れているわけで、やはり高度な人材を育成するため…
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60永永沼美保一般社団法人日本経済団体連合会デジタルエコノミー推進委員会国際戦略WG主査/日本電気株式会社CDO Office主席プロフェッショナル
ありがとうございます。
こちらについては、日本の現状を申し上げますと、やはり優秀な方は、まあ条件その他もあると思いますけれども、やはり進んだことをやりたい方は進んだことをやらせてくれるところに行きますし、やはりその雇用の条件というところが出てきますので、それが我々民間だけで解決できるかというところの現状もございます。
ですから、今おっしゃっていただいたような形で何らかの施策を打っていただくと同時に、我々、やはり少し、日本の中でこういう人材をどういうふうに育成できるかという、そういうところを官民で考える必要はあると思っております。条件良くすれば来てくれ…
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柴田巧(維新)
ありがとうございました。
続いて、永沼参考人にまたお聞きをしますが、先ほどのお話の中でも、過度な規制の回避ということを指摘をされました。過度な規制はやはり回避されてしかるべきだと思っていますけれども、今回のこの法案ではその規制というものに特に今のところあれですけれども、これはある意味、これは片山、隣の議員も本会議で触れていましたけど、EUなどに比べて緩くすることで日本に多くのAIの研究開発を呼び込みたいという考えがあるのではないかなと思ったりもするわけですけど、ただ、これ緩めた場合に、厳しいEUに準拠したAIは引き続き海外で研究開発が行われていくと、で…
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