大屋雄裕慶應義塾大学法学部法律学科教授

2025年5月22日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)

ありがとうございます。

おっしゃるとおりでありまして、特に機械学習型AIについては、それがどのような理由で一定の解を出してきたかということは極めて分かりにくい。これをブラックボックス化というふうに呼ばれております。そのような現象が生じることは、もう明らかだと思われております。

これに対するガバナンス策としまして、そのAI自体の説明能力を高めていこう、なぜこの結論が出たかということを可視化していく技術を開発していこうという方針も一つあります。説明可能AI、エクスプレーナブルAIと呼ばれるものです。

ただ、この技術の方向性は、私自身の評価としては余り明るくなく、それよりは監査AIのような、おっしゃったような、その結論がなぜ出たのかを監査する別のAIと組み合わせるであるとか、あるいは、それぞれ別の作り方をした三系統のAIを同時に走らせて多数決で決めるというような仕組みを考えていかないのではいけないのではないかというような構想は、これは理論レベルというか、議論のレベルとしては現れてきているというところであります。

以上です。

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