江澤正名経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官

2025年4月15日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 60 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

お答え申し上げます。

価格転嫁と適正取引に関する課題についてお尋ねがありました。

中小企業庁が令和六年九月に実施した価格交渉促進月間のフォローアップ調査によると、印刷業が受注者となる場合におけるコスト増に対する価格転嫁率は五三・一%と、同年三月の調査時点から、その前の三月の時点、同年三月の調査時点から五%以上の改善が見られ、価格転嫁率の業種別のランキングで見ると、全三十業種ございますが、そのうちの七位というふうになっております。

他方で、アンケートの回答企業からは、労務費やエネルギー等の価格高騰は全て企業努力で解決せよという圧力を受けたというアンケートの回答や、価格交渉に応じてもらえなかったといった声も聞かれました。更なる価格転嫁を浸透させていくことが課題であると認識しております。

経産省としては、下請適正取引等のガイドラインや、業界団体が策定する下請適正取引の推進に向けた自主行動計画の普及啓発、これを図るとともに、ガイドラインにおける具体的な問題事例や優良事例等の拡充などを通じて適正な価格転嫁を促していきたいと考えています。

さらに、公正取引委員会と連携しまして、印刷業において問題となる協議に応じない一方的な価格決定や手形払いの禁止等を盛り込んだ下請法改正法案を今国会に提出したところでございます。

下請Gメンによる取引実態の把握も含め、適正な価格転嫁が行われるように環境の構築をしてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

56の発言を見る

64の発言を見る