榊原毅厚生労働省大臣官房審議官

2025年3月25日・第217回国会 参議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 80 発言)

お答え申し上げます。

今後、二〇四〇年頃に高齢者人口がピークを迎える一方で、生産年齢人口はこれから二十年で二割以上が減少すると見込まれる中、社会保障制度を次世代にしっかりと引き継いでいくためには、不断の改革に取り組んでいくところが必要でございます。

そのため、政府として、年齢にかかわらず適切に支え合うことを目指す全世代型社会保障の理念にのっとり、一昨年末に取りまとめられた改革工程に沿って着実に改革を進めてまいりたいと考えております。

改革工程に盛り込まれた項目の多くは既に検討に着手又は実施しており、例えば、いわゆるOTC類似薬については、市販されているOTC医薬品と効能効果が同等で処方により保険給付されている医療用医薬品についてその保険給付の在り方を見直すことは、患者にとって必要な医療へのアクセスに配慮しつつ、OTC医薬品との負担とのバランスの観点から大事な課題の一つであると認識しており、今後検討してまいります。また、高齢者の窓口負担の在り方についても改革工程表に盛り込まれており、検討を進めるということになっております。

さらには、急性気道感染症等に対する抗菌薬処方といった効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療についても、第四期医療費適正化計画においても、例えば抗菌薬の適正使用を求めるなど取組を進めているところでございます。こうしたものを進めてまいりたいと思っております。

いずれにしましても、高額療養費の見直しかほかの保険、ほかの制度改革かといった二者択一の議論ではなく、社会保険料の負担軽減を図り、医療保険制度の持続可能性を高めるため、それぞれの項目について性質に応じて丁寧な検討を進めてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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