岸真紀子 (立憲民主党)

2025年3月13日・第217回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

今回の林野火災については、平成以降の国内最大規模であったので現場が混乱するのは仕方がないとはいえ、やはりこの緊援隊として出動した消防隊員から聞いたところ、火災鎮火に向けた明確な戦術、戦略が必ずしも示されておらず、その場対応的な活動であったとの声もありました。参考までに、ここで皆さんに現場から聞いた声を事例としてお伝えさせていただきます。

まず、現場活動について。規模が大き過ぎて指揮隊が状況を把握し切れていない、鎮火に向けた活動というよりも住宅へ延焼させないことが最優先の活動であった、風が強く消火しても再燃する状況であった、木の芯まで燃えているとなかなか消火できない、斜面での消火活動のため背中を後ろから支えて押してもらいながら放水していた。

次に、資機材についてです。ジェットシューター、これは水の入ったリュックからピストンによって放水する資機材になっていますが、これで、これ動画で見ていただけば皆さん分かるんですが、消火してもすぐに再燃をする、ホースを使用した放水でなければ消火できない、六十五ミリホースを長距離延長するため、約六キロあるそうです、身体的に負担が大きい、タンク車を何度も往復させて放水した、でも、このタンク車も千から二千リットルというところなので少なかったというところです。

こういった現場の実情から、三つの要望を受けています。一つは、大規模林野火災の戦術や対応計画を、海外の林野火災の対応策等を調査、参考としながら策定すべきではないか。二つ目として、水槽車、一万リットル積水を全国から集めて対応させるなど、緊援隊の枠組みにとらわれない的確な応援部隊の編成を検討してほしい。三つ目として、大型組立て式防火水槽を使用し、効率的な消火体制を構築する必要があるのではないか。

私が聞いたのはこの三点の要望ではありますが、消防庁として、現場の消防職員からヒアリングを行い、今後の林野火災に向けた対処の検討をお願いできますか。

前後のやりとり

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