地下誠二株式会社日本政策投資銀行代表取締役社長

2025年5月8日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 108 発言)

お答えいたします。

確かに特定投資は、リスクマネーの提供ということで、一般の地方銀行さんが提供するような通常の融資契約に加えまして、例えば、劣後融資ということで劣後特約をどう入れるとか、あとは株式も普通株で議決権を持った方が円滑に進む場合と議決権を持たない種類株という形でお手伝いする方がいいような場合、本当にまちまちでございます。

なので、実は私どもの努力としては、まずは特定投資は単独ではなくて、呼び水効果と呼んでいますが、ほかの金融機関と一緒にやるというのがポイントでございますので、まず支店の、先ほど二百程度人員を置いていると言いましたけれども、彼らと地銀さんが共同して案件に取り組む際にそういうノウハウ移転というのは努めているのが一点でございます。

二点目は、大臣からも御指摘ありました、共同でファンドをつくることによって、その投資委員会の在り方とか着眼点というのを共にやらせていただくことで経験値を共有するというやり方も取ってございます。

最後は、具体的にもう人に来てもらって一緒にやった方がいいだろうということで、二〇一五年特定投資を開始して以降、地域金融機関から累計でグループ全体で九十三名受入出向者を私どもの職員のステータスないしは私どものグループ会社の職員のステータスでまさに案件を共同してやって、二年ぐらいやって親元に帰っていただくと、そういうのが実績でございます。

ただ一方で、主観的には我々一生懸命取り組んでいるつもりなんですけれども、有識者会議においても、まだ地域への浸透は道半ばという御指摘もいただいておりますので、今後五年間につきましては、我々の主観だけではなくて客観的にも実績が更に残せるように努力してまいりたいと存じます。

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