加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月13日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 44 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 198 発言)

生成AIがもたらす新たな課題の一つとして、今お話がありました、事実と異なる回答を出力してしまうハルシネーションという課題がございます。例えば、金融機関がそれによって誤った情報を顧客に提示してしまうリスクがあるものと認識をしております。

こうしたリスクに対応するため、金融機関においては、生成AIが出力した回答をそのまま顧客に提示するのではなく、職員がその内容を確認した上で顧客対応に活用する形にするなど、生成AIにより得られる業務の効率化等の利点を生かしつつ、適切な顧客サービスの構築に取り組んでいるものと認識をしております。

また、金融庁として、今月初め、AIディスカッションペーパーを公表させていただきました。当ペーパーにおいて、金融機関が技術進展の動向も踏まえつつ、生成AIの活用に当たって、ハルシネーション等の新たなリスクに適切に対応できるよう、生成AI活用に当たっての課題や対応事例の共有、また規制の明確化等を進めていく方針をお示しをしたところであります。

今後、六月から官民の勉強会を開催し、来年三月までに具体的な課題や対応事例をお示しするとともに、必要に応じて規制の明確化も図っていきたいと考えております。

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