菅野拓大阪公立大学大学院文学研究科人間行動学専攻准教授

2025年5月9日・第217回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 89 発言)

御質問ありがとうございます。

司令塔は誰がということですが、端的に言うと、司令塔のまずイメージでありますけど、どっちかというと加藤先生と同じで、コーディネートということに尽きると思うんです。こうやりなさいと言ったって、やれる資源がなければやれないということなので、それはもうベストを尽くすしかない。これはもう最初の約束なので、そこというよりは、じゃ、どこにどう組み合わせるんですかと、これこそが司令塔。だからこそ、あっ、この人たちはどういうことができる人たちで、こういう能力がある人たちで、こういうことをやるんだと。でも、これは、やっぱりそれをちゃんと把握する義務があるのは国であったり自治体なんだと、こういうことだと思います。

ただ、災害規模のことをここに考えなければいけません。例えば、市町村内で対応が終わることは、それは市町村の中でやってほしいと、その中で連携体制をつくってやってほしいんですが、今だと、どんな規模の災害でも市町村がやってくれと、こういう話になっているわけですよね。例えば、ある一定の規模を超えれば都道府県がもっと権限を持つ、さらには、その規模を超えればやっぱり国が権限を持つ、やっぱり災害規模別に、どこがその司令塔、まさに調整の機能を果たすのかというのをしっかりと明示してやっていくと、これが非常に大事なことなんじゃないかなと思います。

これをやっておけば、要は助け合いもできるようになるということですね。この規模の災害だったら、あっ、この市町村さん大変だからこの市町村応援に行ってよ。今もある程度はできている部分はあるかと思いますが、それをちゃんと調整できるようなこともできるようになるんではないかなと思います。

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