お答え申し上げます。
自然災害が激甚化、頻発化しております。また、大規模の自然災害のおそれが切迫している中、被害を最小限に抑制できるよう、政府におきましては五か年加速化対策の取組を進めているところでございます。
これまで五か年加速化対策の取組によりまして、例えば、全国の河川で河道掘削等実施いたしまして、対策を実施する以前と同等以上の大雨に対しまして浸水被害を防止又は大きく軽減した事例、また、道路ネットワークの機能強化対策によりまして整備された高規格道路が大雨で通行止めとなった国道の迂回路として代替機能を発揮した事例、こういったものが報告されているほか、予防保全型メンテナンスへの転換に向けた道路施設、また河川管理施設の老朽化対策の加速化によりまして修繕措置率等の着実な進捗が見られるなど、全国各地で対策を講じたこの成果というのが積み上がっているところでございます。
また、令和六年の能登半島地震におきましては、七尾港において耐震強化岸壁を整備したことから軽微な損傷にとどまりまして、発災直後から海上ルートを活用した物資輸送等の支援活動に貢献したほか、珠洲市役所におきましては、整備された太陽光発電設備、また蓄電池が非常用電源として機能いたしまして災害対応業務の継続に貢献したことなど、あらかじめこの強靱化の対策を実施したことが甚大な被害が生じた中でも円滑な被災者支援また復旧につながった事例が見られたところでございます。
今後、この自然災害の激甚化、頻発化、また南海トラフ地震を始めとする大規模災害のおそれが切迫する中で、対策が急がれるものの未実施の箇所も多く残っているところでございまして、引き続きこの事前防災対策を強力に進めてまいりたいと考えております。
16
坂井学(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
先ほどからも御説明させていただいておりますが、この災害の語り部をめぐる活動は、この災害教訓の伝承という枠組みで今まで内閣府防災は捉えてまいりまして、学校における子供たちへの教育であるとか、最新の科学的知見と一緒にして一般の方々に普及啓発する活動などと同じ枠組みの中で捉えてまいりました。
ただ、確かに防災基本計画の中に災害の語り部という用語が今のところないということでございますので、担当部署ともこれは相談をし、どんな形で取り扱うかということに関してはまだ分かりませんが、検討させていただきたいと思います。
この発言のページ
17
加田裕之(自民)
ありがとうございます。是非ともよろしくお願いします。
以上で終わります。
この発言のページ
18
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
今日、私も、防災・減災、国土強靱化のテーマから質問進めさせていただきたいと思います。
施政方針演説におきまして、石破総理の方から、この本年六月を目途に策定をされます国土強靱化実施中期計画、ここでは、現在取組が進んでおりますいわゆる五か年加速化対策、この五年十五兆円を上回る事業規模とするということが表明をされました。これは先ほどの坂井大臣の答弁の中でも重ねて表明があったところでございます。
改めて、今、昨年一月のあの能登半島地震もそうでありますし、今年一月の埼玉県八潮市での道路陥没事故、こういったものも含めて、まさにこ…
この発言のページ
- (上の発言)
19丹丹羽克彦内閣官房国土強靱化推進室次長
お答え申し上げます。
自然災害が激甚化、頻発化しております。また、大規模の自然災害のおそれが切迫している中、被害を最小限に抑制できるよう、政府におきましては五か年加速化対策の取組を進めているところでございます。
これまで五か年加速化対策の取組によりまして、例えば、全国の河川で河道掘削等実施いたしまして、対策を実施する以前と同等以上の大雨に対しまして浸水被害を防止又は大きく軽減した事例、また、道路ネットワークの機能強化対策によりまして整備された高規格道路が大雨で通行止めとなった国道の迂回路として代替機能を発揮した事例、こういったものが報告されているほか、予防保全型メンテナンスへの転換に向けた道路施設、また河川管理施設の老朽化対策の加速化によりまして修繕措置率等の着実な進捗が見られるなど、全国各地で対策を講じたこの成果というのが積み上がっているところでございます。
また、令和六年の能登半島地震におきましては、七尾港において耐震強化岸壁を整備したことから軽微な損傷にとどまりまして、発災直後から海上ルートを活用した物資輸送等の支援活動に貢献したほか、珠洲市役所におきましては、整備された太陽光発電設備、また蓄電池が非常用電源として機能いたしまして災害対応業務の継続に貢献したことなど、あらかじめこの強靱化の対策を実施したことが甚大な被害が生じた中でも円滑な被災者支援また復旧につながった事例が見られたところでございます。
今後、この自然災害の激甚化、頻発化、また南海トラフ地震を始めとする大規模災害のおそれが切迫する中で、対策が急がれるものの未実施の箇所も多く残っているところでございまして、引き続きこの事前防災対策を強力に進めてまいりたいと考えております。
20
平木大作(公明)
今、時間の関係で、いろいろコンパクトに今いろんな事例も御紹介をいただきました。これ、数字で示しても、非常にこの事前防災というもののやっぱり意味、効果が大きいということはこれまで我々も確認をしてきたところであります。
改めて、どうしても政治家として、じゃ、五年で十五兆とか二十兆とか、何か数字をちょっと追いがちになるところもあるわけでありますけれども、やっぱり中身をしっかり見ていかなきゃいけないんだろうと思っています。
国土強靱化についていくと、今、この加速化対策でいえば三本柱が立っているわけですね。一つが風水害ですとかあるいは大規模地震等への対策、二つ…
この発言のページ
21後後藤慎一国土交通省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
議員御指摘のとおり、高度経済成長期に整備されましたインフラの老朽化が加速度的に進行する中、その的確な維持管理や更新の重要性が高まっております。
このため、政府におきましては、インフラ老朽化対策を重要な柱とし、予防保全型メンテナンスへの転換を更に加速するよう、本年六月を目途に国土強靱化実施中期計画の策定を進めているところです。
なお、推進が特に必要となる施策につきましては、最悪の事態に至る連鎖を断ち切るための長期的な目標と、実施中期計画等の計画期間内に優先して到達すべき重点目標の双方を明らかにするなど、評価の在り方を踏まえて目標…
この発言のページ
22
平木大作(公明)
大変重要な答弁いただいたと思っております。
例えば、報道でいくと、この今年一月の道路陥没事故を受けて、これは大変だということで、今回の中期計画の中では上下水道の老朽化対策を柱にすることにしたみたいな書き方、書きぶりになっているわけですね。これじゃとても不安なわけです。
当然、まだインフラメンテナンスのサイクルが確立できていませんから、その今やっているものが正しいかどうかというのは当然検証が必要なわけでありますけれども、あらかじめやってきたものに対して今回の事故で修正を迫られていると。見直して、違う形で今後取り組むということだったら分かるわけですけど、…
この発言のページ