猪瀬直樹 (日本維新の会)

2025年5月13日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 100 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 203 発言)

とにかくたくさんあって、厚労省の人も全部分かんないんですよ、だから、こういうのを見ないと、マニュアルを見ないと。だから、そこまで複雑怪奇にして、で、複雑怪奇にすればするほど、これは我々保険者の負担が増えていくわけですね。その加算というのは何か訳分からなくなっていることは確かなので。

具体的な例を挙げると、これはもうポピュラーな例ですけれども、資料八、服薬管理指導料の経緯というのありますけれども、服薬管理指導料で、お薬手帳を持っているかどうか聞かれてお金を取られる指導料ですね。

ここに赤丸で、これちょっと非常に大事なことなんです。ここに赤丸で囲ってあるのが、最初に囲ってあるのは、平成二十六年、二〇一四年に最初にお薬手帳始まったときに、お薬手帳持っていますが四十一点で、持ってませんが三十四点なんです。これ、どういうことかというと、お薬手帳を持ってこない方が点数が低かったんです。何でかというと、手帳を持っているということは、仕事を、その手帳の中身を説明するとかいうことになりますから、確認するとか。だから、そっちの方が点数高いんです、持っている方が。

ところが、この次のところから、その二〇一六年には点数が逆転して、持っている方が安くなって、持っていない方は高くなるんです。これ逆転するんです。何か罰則を与えるみたいな感じなんですね、持っていないと。だから、前は持っている方が説明が要るから高くした、今度は持っていない方を点数高くした、これは罰を与えるみたいな、今度持ってきなさいということで高くなる。結局、持っている方が今四十五点で四百五十円で、持っていないと五百九十円で、持っていないと値段が高くなる。

でも、これ、どっちにしろ持っていても持っていなくてもお金取られる。ばかげてますよ、これ。どっちかにしてくださいよ、これ。つまり、持っていても持っていなくても、お薬手帳持っていますか、持っています、四百五十円、持っていません、五百九十円。ばかみたいな話ですね。じゃ、聞かれたら終わりでしょ、これ。耳を塞いでいるしかないじゃないですか、これ。つまり関所の通行料なんです、これは。これで何で調剤報酬になるんですかね、こんなことが。

しかもですよ、政策誘導でお薬手帳を持たせるというのはいいですけれども、薬剤師の業務負荷とは関係なくて、政策誘導のコストを国民が負担して薬局に追加で金を渡す仕組みということになるわけですね。これおかしくないですか。ロジックが成り立たないですよね。だから、こういう点数の取り方をして無数にこれが、だから訳分からないようにできているわけですよ。意味不明ですよね。だから薬剤師の業務負荷とは関係ない。つまり、持っていますか持っていませんかというのは業務負荷と関係ないコストを患者と保険料が支払うという、しかも現役世代が負担させられるという、こういうことですね。これおかしいと思いませんか、参考人。

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