大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長

2025年3月13日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 130 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 262 発言)

お答え申し上げます。

自治体が行うがん検診でありますが、新たな検診を導入するに当たりましては、精度管理を含めた運用方法について十分に検討する必要があると思っております。

その上で、令和元年六月、先生から御質疑がありまして、当時の宇都宮健康局長が、先ほど先生御披露いただいたとおり、好発年齢や喫煙の有無など、がんの特徴を踏まえた個人のリスクに応じた検診が適切に提供されることが重要であると考えており、死亡率減少という利益が検査の偽陽性や過剰診断等の不利益を上回ることが明らかとなった検診方法を指針においてお示しをさせていただいているところであります。

先生御指摘のパピローマ、HPV検査の単独法につきましては、国際的なコンセンサスが得られていることを踏まえまして、死亡率減少の代わりに浸潤がんの罹患率の減少、これを評価指標として評価を行った結果が、令和二年の三月に国立がん研究センターのガイドラインにおいて情報が更新されておりまして、従来法の細胞診と並んで検診による利益が不利益を明らかに上回るので、対策型の検診、任意型の検診の実施を推奨するとされたところでございます。

その上で、当該ガイドラインを踏まえまして、令和三年から令和六年にかけ、がん検診のあり方に関する検討会において、受診間隔が異なる複数の検診方法を導入することによって生じる自治体の運用上の課題等につきまして検討を行った上で、令和六年二月十四日に指針を一部改正し、子宮頸がん検診の検診項目にHPV検査単独法を追加させていただきました。

以上でございます。

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