谷村栄二農林水産省大臣官房政策立案総括審議官

2025年5月26日・第217回国会 参議院 決算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 228 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 350 発言)

お答えいたします。

原子力被災の十二市町村営農再開は、令和七年度末の目標、約一万ヘクタールと置いてございますが、現時点で県から聞き取った暫定値でございますが、令和六年度末で約九千ヘクタールということで進展はしておると考えておりますが、避難指示の解除の時期などによって、営農再開の進捗というのは市町村ごと、地域ごとに差があるというふうに考えております。

このような中で、今先生御指摘のとおり、営農再開済んでいる方、これから営農再開される方など、農業者の営農段階によって抱える課題は異なっており、また、時間の経過とともにニーズは変化すると認識しております。このため、例えば、地力の回復であったり水利施設の整備というような基盤のところから、圃場の大区画化、若しくはスマート農業の実証、実装など、現場の状況、課題に即したきめ細やかな支援を行っていくということを考えているところでございます。

また、特に被災地が、復旧にとどまらず、将来に向けて活力ある地域として復興していくためには、昨年、福島県がJAグループ福島と共同で策定いたしました避難地域十二市町村農業の復興・創生に向けたビジョン、これにも掲げられているとおり、個々の経営体による点的な再開にとどまらず、市町村を越えた広域な産地として再構築していくと、こういうことが重要であると考えております。

農林水産省といたしましては、このような認識に基づいて、引き続き、福島県など関係自治体や地元の農業関係者の御意見を伺いながら、被災地における取組を全力で後押ししていきたいと考えているところでございます。

前後のやりとり

224の発言を見る

232の発言を見る