羽田次郎 (立憲民主党)

2025年4月7日・第217回国会 参議院 決算委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 88 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 318 発言)

総理就任される前にそうした超党派の議連に出席されている姿もお見受けはしておりますので、そうした強い思いをお持ちなのは私も承知しているところではございますが、こうしてODAの重要性を国民に御理解いただいて、効果的、戦略的なものに改善することが求められる中で、ODAを担うJICA職員による入札情報の漏えい事案が発生いたしました。

私も正直大変ショックを受けたわけですが、報道によると、問題の職員は、フィリピン向け円借款、これは長期資金を低金利で貸し付ける有償資金協力のことですけど、この円借款によるマニラの首都圏鉄道改修事業に関して、JICA算出の見積額などを入札前の段階で複数回にわたって都内の建設コンサル会社にJICA職員が情報を漏えいしてしまったと、そうした事案です。支援を受ける政府はJICAの見積額を踏まえて入札予定価格を設定することが多いのですが、その基となる情報を入札前に漏らしてしまったということです。令和元年六月の入札で、その建設コンサル会社が加わる共同事業体が事業を落札し、約十五億円で契約が成立したとのことです。

これはJICA職員による入札情報の漏えいという、七十年も歴史があるこの日本のODA全体への不信を招きかねない事案だと受け止めております。このことに対する岩屋大臣の御認識、そして責任の所在について伺いたいと思います。

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