畠山陽二郎内閣官房GX実行推進室長

2025年5月22日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 134 発言)

お答え申し上げます。

産業競争力の強化とカーボンニュートラルの実現を同時に達成するためには、大企業のみならず、御指摘の中小企業も含めたサプライチェーン全体でGXの取組を支える環境整備が不可欠でございます。中小企業も、GXに取り組むことで、省エネによるコスト削減ですとか受注の拡大につながる可能性があるといったメリットもございます。他方で、中小企業におきましては、具体的に何をやったらよいか分からないですとか、あるいは、まさに御指摘があったように取り組める人材が不足しているといった課題があることを承知しております。

このため、省エネの専門家がアドバイスを行う省エネ診断の支援に加えまして、こうした中小企業のGXの取組に関する支援策をまとめたパンフレットによる周知広報の実施、そして地域の商工会議所や支援機関、金融機関等から中小企業へのプッシュ型でのサポート体制の構築にも取り組んでございます。そして、自らその省エネの取組をされるという中小企業に対しては各種補助金も準備をしていると、こういう状況でございます。

加えまして、サプライチェーン全体での取組を進めることも大事だと思っておりまして、受託中小企業振興法に基づきまして、望ましい取引の在り方を定めた振興基準におきまして、親事業者、下請事業者の双方が連携してグリーン化に取り組む旨を記載しているところでございます。

加えまして、グリーン化の取組も対象にしているパートナーシップ構築宣言におきましては、サプライチェーンでの新たな連携に取り組む優良事例を表彰する制度を設けているところ、二〇二三年度より、テーマ特別賞としてGX表彰というものを創設いたしまして、サプライチェーンの脱炭素の取組を支援した企業を表彰し、大企業における中小企業のGX支援の機運醸成に取り組んでございます。さらに、GXリーグの参加企業と中小企業が連携してサプライチェーンでの排出削減に取り組むことを後押しするための検討も進めてございます。

こうした取組を通じて、中小企業の省エネあるいはGX、この取組を後押ししていきたいと、このように考えております。

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