まず、基準年について御説明をさせていただきます。
パリ協定におきましては、各国はNDCの策定に当たりまして、各国の今いろんな事情があるという中で、その事情に照らしてできる限り高い野心を反映するということとされております。ただ、野心的かどうかについての明確な基準がないということで、なかなか各国のNDCの野心度が高いのか低いのかということについて比べるのは難しいという状況です。
また、NDCの基準年について、各国がそれぞれの事情に基づいて決めています。そういうことですので、ある特定の基準年ベースに各国のNDCを比較するというのはちょっと適当ではないかなというふうに考えてございますが、その上で便宜的に二〇三五年目標を二〇一九年比に換算したとした場合、例えば我が国、先ほどもお話ししました約五三%減、英国が約六六%減、それからカナダは約四四から四九%減と、そういう数値になりますが、なかなか、先ほどお話ししたとおり、比較自体がちょっと難しいという状況でありますので、我が国の新たな目標自体は、先ほどお話ししたとおり、一・五度目標とは整合的であるというふうに認識をしております。
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五十嵐清(自民)環境大臣政務官
お答えする前に、先ほどの質問で、ちょっと答弁で数字が間違っておりました。二〇四〇年度に七〇%減と申し上げましたが、実際はNDCとしては二〇四〇年度で七三%減ということですので、訂正をさせていただきたいと思います。
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41堀堀上勝環境省大臣官房審議官
ただいま御質問のありました、まず二〇一九年度比で換算するとどうかというところについてお答えをいたします。
世界全体の排出削減の取組によって実現を目指す一・五度目標につきましては、各国がまずそれぞれの目標設定に当たって整合性を検討して説明していくというものであると承知をしております。
IPCC第六次評価報告書が示しております二〇一九年比で二〇三五年六〇%削減と、これ地球規模のモデル解析におきまして世界の気温上昇を一・五度に抑えるたくさんの削減経路が示されておりまして、その中の中央値を示しているものでございます。この報告書では、より正確には、科学的な不確…
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古賀之士(立憲)
ありがとうございます。
今申し上げたように、その二〇一三年比なのか二〇一九年比かによってもまた数字が変わってまいりますし、かつてこの経産委員会でも取り上げさせていただきましたけれども、やっぱり各国が、今御答弁ありましたように、結構ばらばらで、基準がそれぞれ比較できないような状況に今なっていまして、今、先ほど北村委員からの御質問があって、環境省さんとしても国民の理解に努めていくということもとても大事なことなんですが、一方で、現状、環境省さんが悪いわけではなくて、世界的な結局グローバルスタンダードがまだでき上がっていない状況なんですよね、現実。だからこそ懸…
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- (上の発言)
43堀堀上勝環境省大臣官房審議官
まず、基準年について御説明をさせていただきます。
パリ協定におきましては、各国はNDCの策定に当たりまして、各国の今いろんな事情があるという中で、その事情に照らしてできる限り高い野心を反映するということとされております。ただ、野心的かどうかについての明確な基準がないということで、なかなか各国のNDCの野心度が高いのか低いのかということについて比べるのは難しいという状況です。
また、NDCの基準年について、各国がそれぞれの事情に基づいて決めています。そういうことですので、ある特定の基準年ベースに各国のNDCを比較するというのはちょっと適当ではないかなというふうに考えてございますが、その上で便宜的に二〇三五年目標を二〇一九年比に換算したとした場合、例えば我が国、先ほどもお話ししました約五三%減、英国が約六六%減、それからカナダは約四四から四九%減と、そういう数値になりますが、なかなか、先ほどお話ししたとおり、比較自体がちょっと難しいという状況でありますので、我が国の新たな目標自体は、先ほどお話ししたとおり、一・五度目標とは整合的であるというふうに認識をしております。
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古賀之士(立憲)
まあ本当に難しいですよね。各国が基準年がばらばらな上に、分からないとか現状維持ですとか従来どおりと答えている国があったら、それはもう計算のしようがないというのは重々理解ができます。だからこそ、この問題の難しさがあると思うんですが。
各国のそのNDCの一覧によりますと、これも取り上げさせていただいたことがありますが、ネットゼロの長期目標の欄は、これは皆様もよく御存じのように日本は二〇五〇年となっておりますが、中国が二〇六〇年、インドが二〇七〇年、そして米国はトランプ政権でパリ協定離脱を宣言したわけでございます。中にはトルコの二〇五三年とか、二〇五〇年カー…
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45堀堀上勝環境省大臣官房審議官
まず、IPCCの六次評価報告書でございますけれども、ここで、二〇五〇年代初頭に世界全体での二酸化炭素排出量ネットゼロということで、その際、一・五度に抑える排出経路ということで示されております。
その一・五度に抑える排出経路でありますけど、国の個別の施策の目標を加味したというものではないということで承知をしておりますので、御指摘いただいた排出量大国を抜いた場合にどうかというところをお示しすることはちょっと難しいというふうに考えてございます。
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古賀之士(立憲)
いや、本当、だから難しいんですよね。分からないで、これで、だからやっぱり国民に説明していく側も大変だと私は思います。実際に、いや、もっといっぱいのところはもうどんどん二酸化炭素出しまくっているじゃないのといったときに、いや、私たちだけコスト掛かるんですよみたいなお話を理解していただくというのは結構大変なことではないかと思います。ただ、一旦ここはやっぱり問題を共有しておくということはとても大事なことですし、その上で、私たちの国民性を踏まえたら、これは将来的に必ず役立つんだという思いの中で進めていかなければいけないお話だとも理解をしております。
我が国では…
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