堀上勝環境省大臣官房審議官

2025年5月22日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 134 発言)

ただいま御質問のありました、まず二〇一九年度比で換算するとどうかというところについてお答えをいたします。

世界全体の排出削減の取組によって実現を目指す一・五度目標につきましては、各国がまずそれぞれの目標設定に当たって整合性を検討して説明していくというものであると承知をしております。

IPCC第六次評価報告書が示しております二〇一九年比で二〇三五年六〇%削減と、これ地球規模のモデル解析におきまして世界の気温上昇を一・五度に抑えるたくさんの削減経路が示されておりまして、その中の中央値を示しているものでございます。この報告書では、より正確には、科学的な不確実性に基づきまして、世界全体で必要な削減率としては四九%から七七%までの幅がありまして、それをもって示されてございます。

それで、我が国の目標ですが、二〇三五年度目標につきまして機械的に二〇一九年度比に換算するとしますと、これは約五三%削減ということになりまして、中央値、IPCCの中央値は下回りますけれども、我が国の新たな目標、その削減幅の中に含まれてまいります。そういう意味で一・五度目標と整合しているということを示しているということでございまして、国際社会に対しても、このような我が国の考え方、様々な機会を捉えてしっかり発信していきたいというふうに考えてございます。

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