古賀之士 (立憲民主党)

2025年5月22日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 39 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 134 発言)

いわゆる整合性があって、なおかつその幅広い中にも収まっているという言い方で、理解でよろしいということですね。

今お話にも出ましたが、IPCC、これ、世界の気象機関及び国連環境計画が設立しました政府間組織で、気候変動に関する政府間パネル、これをIPCCというわけですが、この第六次評価の報告書では、二〇三〇年までをクリティカルディケード、二〇三〇年といいますと、もうあと五年しかないんですけれども、残り五年しかないんですが、その当時は勝負の十年、クリティカルディケードと位置付けて、で、二〇二三年開催のCOP28で決定されました第一回グローバルストックテーク、いわゆるパリ協定の掲げる目標に対して世界全体でどの程度達成できたか進捗を確認する制度においては、一・五度を実現するため、世界全体の温室効果ガス排出量を二〇三〇年度まで、ちょっとお話が出ましたが、一九年比、二〇一九年比で四三%削減、二〇三五年に六〇%削減、そして二〇五〇年に排出量を実質ゼロとする必要があるとされているわけです。

政府は、自らが基準年といたします二〇一三年の排出量から目標とする二〇五〇年の排出量ゼロを直線的で結んだ経路に沿っているから整合的そして野心的というふうにおっしゃっているというふうに理解をいたしましたけれども、例えば、IPCCが用いる二〇一九年比で言い換えるとどうなっているのか。例えば、政府のNDCの二〇三五年の六〇%削減、これは我が国にとっては二〇一三年からの比較になっています。これを二〇一九年比によって換算すると、これ六〇%削減ではなくて五四%削減となるのではないでしょうか。

立憲民主党では今年の二月二十日に、二〇三五年の温室効果ガス削減目標については、国際社会が求める一・五度目標に整合する目標設定が必須であり、IPCCが示す科学的知見などを踏まえて、世界平均で二〇一九年比六〇%削減が求められている、政府が基準とする二〇一三年比に置き換えれば六六%に相当することから、日本は二〇一三年比六六%以上の削減目標を設定するべきであるとの談話を出したんですけれども、これは環境省、政府としてはどのように考えていらっしゃいますか。

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