お答えを申し上げます。
まず、天然ガスにつきましては、化石燃料の中で温室効果ガスの排出が最も少ないと、再生可能エネルギーの調整電源の中心的な役割を果たすということで、重要なエネルギー源と考えてございます。
我が国におきましては、今後、新産業による電力需要の拡大、それから今後の革新技術の技術動向やコストなど、現時点で確度高く見通すことが難しい状況でございます。そうした中で、エネルギーの安定供給を前提としながら脱炭素と経済成長を実現していくためには、引き続き十分な量のエネルギーを、LNGを安定的に確保していく必要があるというふうに認識をしてございます。
御指摘のLNGの外―外取引でございますけれども、これは、日本企業が取り扱うLNGのうち、国内需要向けではなく、国外に仕向けられるLNGを指すものでございます。外―外取引を含む日本企業のLNG取扱量の拡大につきましては、これは、需要が変動する中でLNGを安定的に確保いたしまして、国際市場における日本企業の交渉力、それから影響力の維持向上、それから緊急時の国内需要への融通余力の獲得ということに寄与しまして、LNGの安定的な確保に資するというふうに考えてございます。
こうしたことから、政府としては、外―外取引も含めてLNG取扱量一億トンを、目標を維持をしまして、LNGの安定供給確保に向けた取組を進めてまいりたいと考えてございます。
173
岩渕友(共産)
日本ガス協会の会長が、アラスカの開発をめぐって、コストの高いLNGになるんだといって懸念を示しているわけですよね。それで、日本側は日米相互の利益と言っていると。
先ほど、大臣も日米双方の利益というふうにおっしゃっていましたけれども、このアラスカの開発も含めて、結局は巨額の投資や高く付くLNGを押し付けられることになるんじゃないでしょうか。また、必要以上に購入させられるということになるのではありませんか。大臣、いかがでしょうか。
この発言のページ
174
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
先ほどもちょっとお話ししましたけど、米国からのLNGの更なる購入につきましては、これは具体的なプロジェクトの経済性ですとか供給開始時期、供給量等の精査が必要不可欠でありますし、取引条件をよく精査して官民で検討していくことを想定しているところであります。
アラスカにつきましても、パイプラインの建設動向、これはもう今の会長の御報道は承知をしていますけれども、詳細については米国の関係者からまだよく状況を伺う必要があると考えております。
〔委員長退席、理事古賀之士君着席〕
その中で、日米の首脳間で合意した日米双方の利益につながる議論が積み重ねられるよう、政…
この発言のページ
175
岩渕友(共産)
LNGなんですけれども、JERAと電力八社の二〇二四年度の第三四半期のLNG消費量は過去十年で最小となっているんですね。また、都市ガス用を含む天然ガスの推移で見ても、同じように過去十年で最小となっているんです。
さらに、この間、報道もされていますけれども、LNGの運搬船が竣工ラッシュになるその一方で、輸送需要の伸びが追い付かずに、用船料が高値だった二〇二二年の九十分の一に値下げをされているというふうにこれ報道されているんですよね。
ところが、第七次エネルギー基本計画では、LNGの安定供給確保だということで、国内消費に加えて、日本企業の外―外取引を含む…
この発言のページ
- (上の発言)
176和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答えを申し上げます。
まず、天然ガスにつきましては、化石燃料の中で温室効果ガスの排出が最も少ないと、再生可能エネルギーの調整電源の中心的な役割を果たすということで、重要なエネルギー源と考えてございます。
我が国におきましては、今後、新産業による電力需要の拡大、それから今後の革新技術の技術動向やコストなど、現時点で確度高く見通すことが難しい状況でございます。そうした中で、エネルギーの安定供給を前提としながら脱炭素と経済成長を実現していくためには、引き続き十分な量のエネルギーを、LNGを安定的に確保していく必要があるというふうに認識をしてございます。
御指摘のLNGの外―外取引でございますけれども、これは、日本企業が取り扱うLNGのうち、国内需要向けではなく、国外に仕向けられるLNGを指すものでございます。外―外取引を含む日本企業のLNG取扱量の拡大につきましては、これは、需要が変動する中でLNGを安定的に確保いたしまして、国際市場における日本企業の交渉力、それから影響力の維持向上、それから緊急時の国内需要への融通余力の獲得ということに寄与しまして、LNGの安定的な確保に資するというふうに考えてございます。
こうしたことから、政府としては、外―外取引も含めてLNG取扱量一億トンを、目標を維持をしまして、LNGの安定供給確保に向けた取組を進めてまいりたいと考えてございます。
177
岩渕友(共産)
国際エネルギー機関、IEAによる幾つかのシナリオを見ると、今後の価格下落が予想されていると。資源エネルギー庁の資料では、LNGの安定供給確保について、LNG長期契約確保に向けた具体的な政策措置の検討だということで、JOGMECに新たなリスクマネー供給機能を付与することにより、安定供給に資する環境整備に必要なリスクマネー供給を引き続き強化するとか、座礁資産化の懸念に対する公的支援を含めたファイナンスの手法の在り方を検討することにより、将来的なLNG安定調達の予見可能性を高めると、こういったことが書かれているんですね。つまり、至れり尽くせりの措置が検討されて…
この発言のページ
178和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
まず、先ほど御質問のございました外―外取引の一億トン目標についてでございますけれども、これは、先ほど申し上げましたように、変動する需要に対応しながら、緊急時においても安定的な調達を実現するという意味でやっているものでございます。
それから、LNGの安定的な確保に向けましては、エネルギー基本計画にも書いてございますけれども、積極的な資源外交、それから、先ほど委員からもお話ございましたけれども、JOGMECによるリスクマネーの供給、それから、資源国におけるプロジェクト組成支援を通じまして、上流権益の確保や長期契約の締結を引き続き支援していく考えでございます…
この発言のページ
179
岩渕友(共産)
先ほど、答弁の中で、LNGは温室効果ガスの排出が少ないというような答弁もあったかというふうに思うんですけれども、ライフサイクル全体における環境への影響評価、ライフサイクルアセスメントで見てみると、排出が少ないというわけではないんですよね。そして、採掘するときに多くのメタンが放出されること、そして、保管時や運搬時など、最終的な燃焼時も含めると、石炭火力の一三三%の温室効果ガスを排出するというデータもあるわけですよね。つまり、排出少ないなんて話じゃないってことなんですよ。
資料の二を見ていただきたいんですけれども、ところが、長期脱炭素電源オークションで、L…
この発言のページ