田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師

2025年2月4日・第217回国会 参議院 議院運営委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 115 発言)

会計検査の課題ということで、まだ中に入っておりませんので、外から見た印象でお話しさせていただきます。

私は、三点ほどあるかなというふうに考えております。

一点目は、実効性でございます。

会計検査の報告を幾つか拝見いたしましたけれども、やはり毎年のように同じような案件が指摘をされている、その指摘の数も多いということが印象に残りました。せっかく検査をしているんですけれども、それが実際に生かされていくというサイクルを強化していくということが大事かなと思います。

既に会計検査院では、検査結果のフォローアップというのも非常に丁寧にやっております。そうした取組が非常に大切だと思います。それを続けていくことで、ほかの府省に対しても抑止効果のようなことが期待されるかなというふうに考えております。

もう一点は、やはり効率性ですね。

効率性と申しますのは、戦略性というふうに言い換えてもいいかもしれません。限られたリソースで、どこをターゲットに、どこにニーズがあるかということを正しく選定をして、それを戦略的な検査を組み立てて国民の知るニーズに応えていくということが、また行財政に役立つような情報を提供していくということが重要かと思っています。

三点目は、広報の強化ですね。

広報といいましてもいろいろあると思いますが、まず一義的には国会に御報告をするというのが第一ですので、国会の皆様に分かりやすく検査結果をお伝えする、もちろんその報告書の質を上げるということと同時に、分かりやすい説明というのが必要だと思います。さらに、国民の皆様にどのように分かりやすく伝えていって関心を持っていただくかというところが重要かなというふうに考えております。

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