阿部聖哉一般財団法人電力中央研究所副研究参事

2025年6月10日・第217回国会 参議院 環境委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 127 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 133 発言)

確かに、実際にはアセス制度自体は事業を止める制度ではありませんので、やはりそういった案件も出てくるかなと思います。ものについては、今、例えば林地開発許可制度とかほかの制度によって、このアセスは規制ではありませんので、規制法の中でこういった事業は避けてくださいということはできるかと思います。

ただ、規制法が掛けられる範囲というのは、例えば自然公園ですとか保安林ですとか、そういう具体的なその規制が、土地の規制を掛けられるような対象だけですので、必ずしもその自然環境豊かなところに土地的な規制が全て掛かっているかというと、そうではございません。

そういう中で、もちろんそれが、土地の規制が掛けられればそれはそれで良いことだとは思うんですけれども、なかなか難しい面もあるのかなと思っておりまして、その中で、私は、アセス制度はやはり止められないということを委員おっしゃったかと思いますけれども、実際には、アセス制度があることによって多くの事業が、もう配慮書を出す前の段階でいろいろな意見が出て諦めたり、それからアセス手続の中で大幅に基数を削減したり、あるいはその結果、コスト的に見合わなくて実際には中止になったりというような事例も実際にはかなりございまして、そういう中で、じゃ、それでは十分救えないものについてどうするかということは今後議論していく必要があると思いますけれども、私は、今の土地規制、それからアセス制度の中で対応できるところは、今、中では十分対応しているんではないかなと考えております。

以上です。

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