四国のツキノワグマについては、元々はもっと広い範囲、愛媛県の方にもいたとされているんですけれども、今、最後に残った生息地が高知、徳島県の県境の標高千メートルに近いような一帯というふうにされています。ツキノワグマについては、捕獲禁止になってからもう数十年が経過しているんですけれども、数が増えないということになっていて、その背景として、四国は人工林率が六割を超えていて、かなり人工林が進んでいて、もう生息地がそもそも十分ではないというような関係にあります。
むしろ、ツキノワグマの保護政策としては、生息できる環境を増やしていこうというような、そういうことがある中で、今ある風力発電は、ツキノワグマが確認された、生息が確認された時期に掛かっているというようなものでしたけれども、もうもっと真ん中の方に計画をされた事業は中止になりましたけれども、風力発電施設もあって。この図を見ると、ただでさえ狭められていて、もっと大きな範囲で保護をしていかないといけない地域に大きな開発が掛かっているというようなことになると思います。
風力発電を建てると大きな道を造るので、熊をかえって里へ押し出すというような、そういうことも起こってくると思います。動物も道ができれば道を使って里に下りてくるということになるので、そういう悪影響もあると思います。
65原原科幸彦東京科学大学名誉教授/千葉商科大学前学長
大変難しい問題ですね。これ多くの場合は、モンタージュ出して、結局余り影響がないような表現になって終わってしまう場合が多いんですね。これは見せ方もありまして、リアリティー高いように見せる場合と、それから、かなり遠方から見て、そうすると余り目立たなくなりますよね。そういう見せ方をして問題ないという言い方をしますので、なかなか難しいんですよ。
それで、私たちの昔の研究なんですが、結局、やっぱり人々の判断がどうかということで、そうすると、そういうアンケート調査みたいにうまく組み合わせると、個々の一人一人の意見じゃなくて全体としてとか、そういうようなことでやるよ…
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66室室谷悠子全国再エネ問題連絡会共同代表/弁護士
景観については、景観法という法律があって、各自治体、景観法に基づいて条例規制を掛けているというような、そういう場合がございます。
風力発電についても、例えば、今、離岸距離二キロ程度のところで十メガワットを超えるような風力発電を建設するともう海辺の風景というのは一変しますし、メガソーラーについても、福島県の福島市であるとか奈良県の平群町であるとかというような、地域の人が愛する歴史的な山の緑に大きなメガソーラーが造られて、それが景観の問題として問題になっているというような、そういう事例もあります。
そういう中で、どうやって景観利益を守っていくかということ…
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串田誠一(維新)
室谷参考人にお聞きをしたいんですが、いただいた資料六に絶滅のおそれのある地域個体群という、四国のツキノワグマについてありました。
九州は二〇一二年に熊の絶滅宣言が行われて、四国もあと十数頭ということで絶滅の危険が迫っているわけですけれども、この中で、一九七八年からずっと、二〇一八年ですか、生息が確認されたのがこの図でなっているのと、あわせて、風力発電の計画というのがあるんですが、この写真から見てどういうような、まあ動いていることは分かるんですけれども、この設置場所とツキノワグマの生息に関する危機というのは、どういうような形でこれが説明できるのかを教えて…
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- (上の発言)
68室室谷悠子全国再エネ問題連絡会共同代表/弁護士
四国のツキノワグマについては、元々はもっと広い範囲、愛媛県の方にもいたとされているんですけれども、今、最後に残った生息地が高知、徳島県の県境の標高千メートルに近いような一帯というふうにされています。ツキノワグマについては、捕獲禁止になってからもう数十年が経過しているんですけれども、数が増えないということになっていて、その背景として、四国は人工林率が六割を超えていて、かなり人工林が進んでいて、もう生息地がそもそも十分ではないというような関係にあります。
むしろ、ツキノワグマの保護政策としては、生息できる環境を増やしていこうというような、そういうことがある中で、今ある風力発電は、ツキノワグマが確認された、生息が確認された時期に掛かっているというようなものでしたけれども、もうもっと真ん中の方に計画をされた事業は中止になりましたけれども、風力発電施設もあって。この図を見ると、ただでさえ狭められていて、もっと大きな範囲で保護をしていかないといけない地域に大きな開発が掛かっているというようなことになると思います。
風力発電を建てると大きな道を造るので、熊をかえって里へ押し出すというような、そういうことも起こってくると思います。動物も道ができれば道を使って里に下りてくるということになるので、そういう悪影響もあると思います。
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串田誠一(維新)
阿部参考人にお聞きをしたいんですが、これもすごく難しい問題になるのかなと思うんですけれども、図書公開における配慮事項ということで、資料では十二ページに書かれているんですが、希少種については公告縦覧の際も原則位置情報などは公開されていないということで、これ公開されていないいろんな理由があると思うんですけど、一つは、やっぱり希少種の位置が分かることによって見に行く人とか採取する人がいるとか、そういうようなことも出てきてしまうのではないかと。だから、ここに、結果の開示も必要と思われるというところで、無条件に開示していくわけではないのかなというふうに読ませていた…
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70阿阿部聖哉一般財団法人電力中央研究所副研究参事
済みません、ちょっと記述が少し言葉足らずだったかもしれないですけれども、希少種については、今委員の御懸念のとおり、公開されてしまうと、乱獲されたり、あるいは巣の場所が公開されて人が集まってしまったりということで営巣放棄をしてしまったり、それからいなくなってしまったりというような懸念があるということで、基本的には国でも自治体でも公開しないという方向になっております。
それで、そのデータを公開した方がいいという私の意見ではなくて、実際にはその希少種にどういう影響があったのかとか、そういうことが集約されていることでいろいろ次のアセス事業に生かせることがござい…
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串田誠一(維新)
大変よく分かりました。
原科参考人にお聞きをしたいんですが、戦略的環境アセスの件なんですけれども、二〇二七年、私の地元の神奈川県で国際園芸博覧会というのが開催されることになっておりまして、是非とも成功してもらいたいなというふうに思っているんですが、愛知の花博が戦略的環境アセスで成功したということで、そういう意味では、この二〇二七年の国際博覧会も同じような手法というものを採用してほしいなというふうに思っているんですけれども、どんなことが考えられるのかということと、ちょっと勉強不足なので、環境アセスと戦略的というのが付くというのがどう違うのかというのも説明…
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