田尻貴裕経済産業省大臣官房審議官

2025年5月29日・第217回国会 参議院 環境委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

お答え申し上げます。

リチウムイオン蓄電池が廃棄物に混入することで火災や事故などが大きな問題となっているというこの課題を受けまして、処理工程における安全性を高めつつ処理作業の円滑化にも資する優れた技術開発を促進するために、今御指摘がありましたNEDOが、二〇二四年度にコンテスト形式の研究開発事業、これを称して、NEDO懸賞金活用型プログラムというものを実施してきたところでございます。

この事業で取り上げましたのは、今委員から御指摘のあった二つのテーマでございまして、それの上位の表彰を受けた提案を御紹介をいたしますと、まず一つ目のテーマは、この検知装置の開発というようなテーマに対しまして、その検知の精度を維持しながらも、リサイクル工場の選別ラインに設置をするタイプであったりとか、パッカー車への設置を想定した持ち運び可能なタイプであったりとか、そういった検知装置の開発が表彰されてございます。また、二つ目の発火の危険性を防止する技術開発というテーマに対しましても、発熱を検知して自動で消火装置が作動する運搬ボックスの開発であったりとか、電池の発火能力を安全に無力化する技術の開発といったような提案が表彰されているところでございます。

今後といたしましては、本事業の上位の表彰者を中心にNEDOの方から定期的にフォローアップを実施いたしまして、社会実装に向けての取組状況を把握するということに加えまして、事業者の技術の開発段階であったりとか技術の成熟度に応じまして活用可能な予算メニューを案内したりであったりとか、実用化に向けてユーザー企業との橋渡しを行うということなどを通しまして、本事業で得られた優れた技術が早期に社会実装につながりますよう積極的に支援してまいりたいというふうに考えているところでございます。

前後のやりとり

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