お答えいたします。
本年二月に閣議決定されました第七次エネルギー基本計画におきまして、陸上風力発電につきましては、委員御指摘のとおり、国土保全及び環境保全の観点を前提としつつ、保安林について、ポジティブゾーニング推進の方向性を踏まえた対応を進めるとされたところでございます。
これの点でございますけれども、森林法に基づく保安林の解除は、公益上の理由により必要が生じたときは、その部分につき保安林の指定を解除することができることになっておりまして、例えば道路ですとか鉄道、電気通信やガス事業などが公益上の理由に該当いたします。
発電事業につきましては、設置の際の公的な関与の観点から、一定規模以上の原子力や水力、火力、地熱発電のみを公益上の理由に該当するものとしてきたところでございますけれども、ポジティブゾーニングを推進するとの今回の基本計画の方向性を踏まえまして、地方公共団体に認定された地域脱炭素促進事業計画に従って行われる陸上風力発電事業であれば公益上の理由に該当すると見直したところでございます。
なお、保安林の解除に当たりましては、その土地以外にほかに適地を求めることができないこと、転用に係る土地の面積が必要最小限であること、そして、転用に係る保安林の指定の目的の達成に支障が生じないように代替施設の設置等が措置されることといった要件を全て満たす必要がございまして、これは公益上の理由に該当する案件でありましても具備すべき要件でございます。
以上でございます。
175なながえ孝子政府参考人など
愛媛県選出のながえ孝子です。
今回の法改正は、緊急対応として必要度は高いと考えます。その上で、病気に対症療法と原因療法必要なように、今回、近年になって熊やイノシシ、何で人里に出てくるようになって害を与えるようになったのか、根本的な原因を究明し対策を講じなければ、イタチごっこですよね。それで、なぜという問いから始めて、捕獲、駆除に偏らない総合的な解決策を探るように質問をさせていただきたいと思います。
一問目は重なっているので、ちょっと飛ばさせていただきます。
ある野生生物の専門家の指摘なんですけれども、熊などが人里に出てくる機会を減らすためには、本来…
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176長長崎屋圭太林野庁森林整備部長
お答えいたします。
保安林は、水源の涵養や災害の防止といった森林の公益的機能の発揮が特に要請される森林について森林法に基づいて指定するものでございまして、国民の生命、生活を守るために重要な森林であると認識しております。
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177なながえ孝子政府参考人など
ですよね。そのとおりです。
ですから、資料一をもう一度御覧ください。なので、わざわざ伐採制限掛けています。ですから、それでは損失が起こるじゃないかというので、それも補填するようになっています。そして、土地の形状も変えないように、切ったら植えてくださいよということで植栽も義務付けられています。しっかり守っているんですよね。
ですが、最近、その国民の命や生活を守るために大切な保安林が解除され伐採されるというケースが増えてきました。資料二を御覧ください。裏面になります。実際、保安林が解除されているケース、これ赤で囲った風力のところがすごく多くなっているんで…
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- (上の発言)
178長長崎屋圭太林野庁森林整備部長
お答えいたします。
本年二月に閣議決定されました第七次エネルギー基本計画におきまして、陸上風力発電につきましては、委員御指摘のとおり、国土保全及び環境保全の観点を前提としつつ、保安林について、ポジティブゾーニング推進の方向性を踏まえた対応を進めるとされたところでございます。
これの点でございますけれども、森林法に基づく保安林の解除は、公益上の理由により必要が生じたときは、その部分につき保安林の指定を解除することができることになっておりまして、例えば道路ですとか鉄道、電気通信やガス事業などが公益上の理由に該当いたします。
発電事業につきましては、設置の際の公的な関与の観点から、一定規模以上の原子力や水力、火力、地熱発電のみを公益上の理由に該当するものとしてきたところでございますけれども、ポジティブゾーニングを推進するとの今回の基本計画の方向性を踏まえまして、地方公共団体に認定された地域脱炭素促進事業計画に従って行われる陸上風力発電事業であれば公益上の理由に該当すると見直したところでございます。
なお、保安林の解除に当たりましては、その土地以外にほかに適地を求めることができないこと、転用に係る土地の面積が必要最小限であること、そして、転用に係る保安林の指定の目的の達成に支障が生じないように代替施設の設置等が措置されることといった要件を全て満たす必要がございまして、これは公益上の理由に該当する案件でありましても具備すべき要件でございます。
以上でございます。
179なながえ孝子政府参考人など
大変丁寧な御説明をいただいたので結局よく分からなくなってしまいましたけれども、要は、保安林に再エネ施設を造るポジティブゾーニングはオーケーだよということだと私は理解いたしました。
そもそも保安林は、災害から住民を守るため、貴重な水源を守るため、まさに国民の命を守るために手を加えることを制限している森です。国民の安心を保つ森と言ってもいい、その保安林だと私は思っているんですね。
それで、資料五を御覧ください。
ですから、それを、その森を伐採するときには、本当に、今御説明もいただきましたように、やむを得ない場合に限るよと、厳格な手続の下、安心を担保する…
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浅尾慶一郎(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
環境省では、地域との共生を前提に、地域の再生可能エネルギーのポテンシャルを最大限活用する観点から、地域温暖化対策推進法に基づき、地方公共団体が地域の協議会等で合意形成を図り再エネ促進区域の設定等を行う、地域脱炭素化推進事業制度の活用を推進しております。
当該制度において、再エネ促進区域は環境に影響を及ぼすおそれが少ないと見込まれる場所から定めることを旨とするとされていることに加えて、保安林に関しては、その指定の目的の達成に支障を及ぼすおそれがないと認められる場合に限り区域に含めることができるものとされています。
環境省としては、引き続き、当該制度の活…
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181なながえ孝子政府参考人など
生態系や自然や環境を守る大臣なんです。もう一歩踏み込んで御発言をいただきたかったなと思っているんですけれども。
それはさておきまして、林野庁は、保安林解除のためのマニュアルというものも作っております。
それによりますと、風力発電を造る場合に保安林解除は必要になります。保安林を解除するのは、ただ風車の敷地部分だけなんですよね。なので、風車を建設するためには、建設用の作業用道路を取り付けなければなりません、必ず必要になります。でも、作業道路は保安林解除しなくていいということになっているんですね。つまり、本来工事が制限される保安林のまま道路工事は行われるこ…
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