角倉一郎環境省環境再生・資源循環局次長

2025年4月15日・第217回国会 参議院 環境委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 90 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 239 発言)

お答え申し上げます。

定置用のリチウムイオン蓄電池は、まず、手解体により売却できる鉄やアルミ等が取り外された後で蓄電池モジュールを熱処理をしてブラックマスを製造する前処理工程と、それと、ブラックマスからレアメタルを回収する製錬工程、この二つのプロセスを経てリサイクルされているものと承知をしております。

こうした中で、定置用のリチウムイオン蓄電池のリサイクルの推進に当たりましては、まず回収量の拡大、そして高度なリサイクル技術の開発などが今後の大きな課題として考えられます。このうち、リサイクルの技術につきましては、現在、レアメタル回収効率の向上等を目指し様々な技術が開発されているところでございますが、現時点で商用化されているものは日本国内にはないと、このように認識しており、環境省では、関係省庁とともにこうした技術開発の支援を行っているところでございます。

またさらに、リチウムイオン蓄電池等のリサイクルを促進する観点から、環境省では、今年度より、リチウムイオン蓄電池を含む廃棄物等の十二カテゴリーについて、リサイクルの推進に向けたケーススタディーを実施することとしております。これを通じまして、技術以外の課題も含めた様々な課題の洗い出しや必要な解決策の検討を進め、必要な対策を進めてまいりたいと考えております。

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