山下芳生 (日本共産党)

2025年3月13日・第217回国会 参議院 環境委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 197 発言)

要するに、閣議決定し国連に提出した日本の国別削減目標、NDC、この極めて低い削減目標ですら実現できないシナリオを政府は想定しているということだと思います。

資料二に、同じく資源エネルギー庁の二〇四〇年度におけるエネルギー需給見通し関連資料からシナリオ別エネルギー起源CO2排出量を添付いたしました。

ここにある、一、再エネ拡大、二、水素・新燃料活用、三、CCS活用などが十分進まない場合、右端のようにCO2排出量が増えるリスクシナリオになるということだと思います。

資料三に、産経新聞の記事が分かりやすかったので添付いたしました。

赤線引いていますけれども、リスクシナリオでは、二酸化炭素、CO2排出量は、既に公表済みのメインシナリオの一・五倍に達すると、火力発電に頼るため、液化天然ガス、LNGはメインシナリオより最大四割多く必要になるということであります。私は、これはとんでもないシナリオだと思いますよ。こんな裏シナリオを作ることは、国内外の人々を欺くものであり、国際約束に対する誠実さを欠くものであると言わなければなりません。

産経新聞の記事には、リスクシナリオは再エネが拡大しないほか、燃焼時にCO2を出さない水素、アンモニアの燃料活用や、CO2を回収し地中に貯留するCCS技術が普及しないケースを想定するとあります。要するに、三つのリスクがあるということなんですね。これは、経産省の説明よりも非常に分かりやすい説明がされております。

そこで、リスクとされるものを一つ一つ検証したいと思います。

まず、経産省に伺いますが、再エネが拡大しないリスクというのは一体どういうものですか。

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