ありがとうございます。
本当に、私も幾つかの例を教えていただいたんですけど、大きな企業だけじゃなくて、スタートアップとか中小企業とかも含めて、ある意味ODAがその国に入っていく、何でしょう、種銭といいますか、イニシャルのプッシュをして、それによって、その国も喜ぶし、企業も市場に入っていく上でのスプリングボードになるし、ウィン・ウィンの、三方よしの、そういうODAであると思いますので、是非民間資金をレバレッジにして活用しながら取り組んでいただきたいと思います。
最後に、今次JICA法改正で、それでは日本企業に裨益する点というのはどういうところにあるのか教えていただけますでしょうか。
12
岩屋毅(自民)外務大臣
その点については私も大変心配をしております。現在、米国は、政府は対外援助と外交政策の整合性について評価中であるというふうに承知をしておりますが、委員御指摘のUSAIDをめぐる動きが国際的にもたらす影響については、我が国としても情報収集、分析をしっかりやっていかなければいけないと思っております。
USAIDというのは事業規模で六兆円ぐらいの大きなものだったと思いますので、なかなか我が国がすぐさまそれを埋めていくということは難しいわけではありますけれども、国際社会の分断と対立が深刻化する中で、これを協調に導いていくためにも、我が国のODAは非常に重要な外交…
この発言のページ
13
松川るい(自民)
ありがとうございます。まさに友人として、本当に戦略的にアメリカの国益にとって重要なODAというのもやっぱりあるわけでありまして、それをアドバイスできるような関係になってしていただければと思います。
また同時に、アメリカ・ファーストがなぜ出てきたのかというところについては理解ができるところも十分にあって、要するに、アメリカの国民の税金というのが本当にアメリカの短期的な利益のために使われているんだろうかとか、さっきの高関税も、製造業が結局自由貿易の中でなくなってしまったじゃないかと、ラストベルトをどうするんだという、こういうことであります。
我が日本も、…
この発言のページ
14
岩屋毅(自民)外務大臣
目に見えるODAにしていくということは本当に大事なことだと考えております。国民の皆さんの理解を得て初めてこのODAというものをしっかりとこれからも実施していけるというふうに考えております。
今、松川委員御指摘のオファー型協力ですけれども、ODAに加えまして公的資金や民間資金も含む形で、日本の強みを生かした魅力的な協力メニューを途上国に能動的に積極的に提案して、相手国との共創、共に創る、によって目標を達成しようとする取組でございます。
戦略的に取り組む三つの重点分野がございまして、一つは気候変動・GX、二番目が経済の強靱化、三番目がデジタル化・DXの三…
この発言のページ
- (上の発言)
15
松川るい(自民)
ありがとうございます。
本当に、私も幾つかの例を教えていただいたんですけど、大きな企業だけじゃなくて、スタートアップとか中小企業とかも含めて、ある意味ODAがその国に入っていく、何でしょう、種銭といいますか、イニシャルのプッシュをして、それによって、その国も喜ぶし、企業も市場に入っていく上でのスプリングボードになるし、ウィン・ウィンの、三方よしの、そういうODAであると思いますので、是非民間資金をレバレッジにして活用しながら取り組んでいただきたいと思います。
最後に、今次JICA法改正で、それでは日本企業に裨益する点というのはどういうところにあるのか教えていただけますでしょうか。
16石石月英雄外務省国際協力局長
お答え申し上げます。
今般の法改正では、開発途上地域における多様な資金ニーズに応えるため、JICAが実施する海外投融資の手法を拡充することとしております。これにより、将来的なパートナーとなり得る現地企業の育成等を通じまして、日本企業の事業環境の向上等によりまして日本企業への裨益にもつながると考えております。
加えて、今回の法改正におきまして無償資金協力の迅速化を行いますけれども、開発途上地域の政府等を介さずにJICAから民間企業への直接支払、これを可能にする、そして迅速化を進める、これによりまして、事業に参画する日本企業にとっての利便性を高める効果が…
この発言のページ
17
松川るい(自民)
ありがとうございます。まさに日本企業がODAの目的で活動するに当たって非常に安心して活動がしやすくなるという法改正だと思います。
ただ、この中で、債券取得とか信用保証という、こういう業務にもJICAが乗り出すと。しかし、JICAにそういうノウハウがあるんだろうかというところがちょっと若干心配なんですね。どういう形でこれ安心した形で進めていこうと思っていらっしゃるのか教えていただけますでしょうか。
この発言のページ
18石石月英雄外務省国際協力局長
お答え申し上げます。
JICAはこれまでも、海外投融資業務において、金融庁ガイドラインにのっとって民間金融機関と同様のリスク管理体制を整えてきております。今後、本法改正によりまして拡充した業務を踏まえたJICAの体制をしっかりしかるべく整えていく予定でございまして、JICAの令和七年度予算でも、新業務に備えた機構、定員を盛り込んでいるところでございます。
加えて、専門的知見を有する人材の採用、育成、さらに実績のある国際機関との協力、協調によりまして知見、ノウハウの獲得にも努めていく所存でございます。
この発言のページ