お答えいたします。
日本の開発協力は、相手国からいわゆる顔の見える支援の形で実施することを重視しております。これまで、相手国の政府や国民から高い評価を得るとともに、対日理解の促進に寄与してまいりました。
例えばでございますけれども、アジアやアフリカといった地域におきまして、日本企業が有する技術力を生かしながら、道路、港湾、鉄道、地下鉄、空港といった質の高いインフラ整備事業を展開してきております。相手国政府及び国民から歓迎され、実際に愛用されてきているところです。また、六十年の歴史を持つJICAの海外協力隊という制度がございますけれども、世界各地に延べ五万七千人以上の日本国民が派遣されておりまして、国民同士の交流による技術協力として、草の根レベルでの信頼、それから相互理解を深め、我が国と開発途上国との懸け橋となっております。
それから、OSAにつきましては、これまで供与を決定した資機材はまだ調達段階にございまして現地にはまだ届いておりませんけれども、相手国政府からは、二国間の安全保障協力を強化し、国際的な平和と安全に寄与するための新しい取組として極めて好意的に受け止められております。例えば、本年一月の日・マレーシア首脳会談におきましては、警戒監視用機材の支援に関しましてアンワル首相から直接謝意が示されております。様々なレベルの会談において、相手国政府から謝意や高い評価が示されております。
また、各国においては、こうしたOSAの意義を含めて広く報道がなされているところでございます。今後、供与機材が現地に到着すれば、日本の、日本による支援の成果をより具体的な形で相手国国民に示すことができると考えております。
233
若林洋平(自民)
丁寧かつ力強い御答弁をありがとうございました。今までも、これからも、日本にとって、我が国にとっても非常に重要な海外支援ですので、国民の皆様にも深い御理解をいただけたらと存じます。
そこで、確認の意味も込めてお聞かせいただきたいのですが、海外支援について、国民の皆様に対しどのような周知をされてきたのか、また、今後どのように周知されていくのか、お聞かせいただきたいと思います。政府参考人の方、お願いいたします。
この発言のページ
234今今西靖治外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
ODA、それからOSAの広報につきましては、ホームページやSNSを通じて、支援内容等について積極的に発信しているところでございます。
特に、七十周年を迎えましたODAにつきましては、動画コンテンツの制作、それからイベントの開催等も実施しており、幅広い層を対象に分かりやすい政策広報に取り組んでいるところでございます。
ODAとOSAのいずれにつきましても、公的資金を原資としている以上、国内の幅広い国民の理解とそれから支持を得ることは不可欠と考えております。国民の理解を進めるべく、引き続き国民の皆様により分かりやすく丁寧な広報に努め…
この発言のページ
235
若林洋平(自民)
御答弁ありがとうございました。
今回の質問、そして先ほどの大臣の力強い御答弁などが周知の一助となれば幸いですけれども、我々議員も周知に努めるとともに、政府の皆様におかれましても、なお一層の御尽力をお願いしたいと思います。
そして、もう一つ大切になってくるのが、支援をしている相手国、特に相手国の国民の皆さんがどう感じているかというのも非常に重要になると思います。お隣の中国の海外支援というのは、非常に積極的かつ相手国民に対してのアピールも相当なものがございます。橋はおろか道路にまで自国語の名前を付けたり、支援している国民へのアピールというのはすごいものが…
この発言のページ
- (上の発言)
236今今西靖治外務省大臣官房参事官
お答えいたします。
日本の開発協力は、相手国からいわゆる顔の見える支援の形で実施することを重視しております。これまで、相手国の政府や国民から高い評価を得るとともに、対日理解の促進に寄与してまいりました。
例えばでございますけれども、アジアやアフリカといった地域におきまして、日本企業が有する技術力を生かしながら、道路、港湾、鉄道、地下鉄、空港といった質の高いインフラ整備事業を展開してきております。相手国政府及び国民から歓迎され、実際に愛用されてきているところです。また、六十年の歴史を持つJICAの海外協力隊という制度がございますけれども、世界各地に延べ五万七千人以上の日本国民が派遣されておりまして、国民同士の交流による技術協力として、草の根レベルでの信頼、それから相互理解を深め、我が国と開発途上国との懸け橋となっております。
それから、OSAにつきましては、これまで供与を決定した資機材はまだ調達段階にございまして現地にはまだ届いておりませんけれども、相手国政府からは、二国間の安全保障協力を強化し、国際的な平和と安全に寄与するための新しい取組として極めて好意的に受け止められております。例えば、本年一月の日・マレーシア首脳会談におきましては、警戒監視用機材の支援に関しましてアンワル首相から直接謝意が示されております。様々なレベルの会談において、相手国政府から謝意や高い評価が示されております。
また、各国においては、こうしたOSAの意義を含めて広く報道がなされているところでございます。今後、供与機材が現地に到着すれば、日本の、日本による支援の成果をより具体的な形で相手国国民に示すことができると考えております。
237
若林洋平(自民)
御答弁ありがとうございました。
まさに今の御答弁にありましたとおり、こういったことの積み重ね、長年による積み重ねこそが我が国の信頼であったりとか、また期待であったりとか、親しみであったりとか、そういうことが絶対的に今必要なことでありますので、引き続き御尽力いただきたいとともに、我々もアピールをしてまいりたいと思います。
次に、職員の、処遇についてお聞きしたいと思います。
外交防衛委員会の場でも何度か申し上げてはおりますけれども、まず全体的な話として、私は国家公務員の給与を上げるべきだと訴え続けております。その理由は、各分野において、日本における、各…
この発言のページ
238
岩屋毅(自民)外務大臣
ありがとうございます。委員がこの質問をしていただけるということで、もう官房長以下、外務省職員、泣いて喜んでおります。本当にありがとうございます。
外交活動は、言うまでもなく二十四時間三百六十五日、地球上のあらゆる場所で働いていますし、職員も昼夜を問わず緊張感を持って頑張ってくれております。私も、外務省に来て半年近くなりますが、本当に大変な仕事だなということを日々痛感しているところでございます。
特に、外交官は我が国の外に行けば顔でありますし、在外公館は最後のとりででございますので、国によっては非常に過酷な生活環境下で様々な制約の下で勤務を強いられると…
この発言のページ
239
若林洋平(自民)
丁寧な御答弁ありがとうございました。
ちょっと時間がなくなってまいりましたので、細かい二問はちょっと割愛させていただきまして、同じように、防衛省の方につきましても大臣の思いがあると思います。人員募集は非常に厳しい状況だとは思いますけれども、様々な処遇の改善によりまして今後に対する期待と現職自衛官への激励の言葉をいただければ有り難いと思います。
この発言のページ