様々な対策を精力的に立案し、実行していくという姿勢はうかがえましたが、ただ、私の周りの子育て世代、あるいはこれから結婚を考えている人たちの声を聞いても、まだまだ安心して子供を産んで育てる、そういった環境になっていないという声が大きいと思います。
ただ、少子化の問題というのは、日本だけではなくて、重立った先進国はどこでも同じような課題を抱えていて、そしてそのための様々な施策がなかなかうまくいっていないという事情もあるかと思います。
その中で、有名なのがフランスの試みですね。既にいろいろと研究もされていると思いますが、フランスにおいては一九九三年から九四年にかけて出生率が一・六五ということで大幅に落ち込みましたが、十年後には二・〇六という数字、大幅に改善することができたわけですね。
私もフランスがどのような対策を講じたのかということをいろいろ調べてみたんですが、一言で言うと、ここまでやるかというぐらいの徹底した少子化対策、そのことによって、子育て世代、これから子供を産む世代に安心感を与えるということが大きな鍵であったかと思います。
具体的な政策を述べると、子育て世帯、特に三人以上の子育て世帯に対しては、大幅な所得税の減税を実施する。あるいは、子供を三人養育すると年金が一〇%加算されるというような政策を取っています。また、子育てのために例えば週四日だったり三日だったりというふうに働く日数を減らすことも自分たちで選べるとか、あるいは父親、つまり、母親だけではなくて同じように子育てをする父親に対しても賃金の八〇%を保障する。これらはそこまでやるのかというような大胆な政策だと思うんですが、やはりこれぐらいやって初めて成果が出る、政府が本気で取り組んでいるということが国民に伝わるのではないかという例でもあるかと思います。
大臣にお伺いしたいんですが、例えば、これまで諸外国の様々な少子化対策を調べられていると思いますが、その中で、このようなことを日本でもやりたい、これは効果的なのではないかということですね、もし個人的に思うところがあれば是非お知らせいただきたいと思います。
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谷公一(自民)
次に、阪口直人君。
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阪口直人(れいわ)
れいわ新選組の阪口直人です。
かつてない安全保障上の危機という言葉、これは国防に関してよく使われますが、しかし、少子化というのも本当に日本の将来を危うくする大きな問題だと思います。今日は、このテーマに絞って、三原大臣に質問をさせていただきたいと思います。
まず、こちらの表を御覧ください。これはこども家庭庁のホームページから引用したものなんですが、実は、この少子化、政府の最悪の予測とほぼ同じペースで進んでしまっています。日本人の出生数は、二〇一九年に初めて九十万人を切ってから、僅か三年後の二〇二二年に八十万人を切りました。そして、更に二年後の昨年、七十…
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
令和六年十二月分の人口動態統計速報によりますと、令和六年の出生数は七十二万九百八十八人、前年比マイナス五・〇%となり、統計開始以来、過去最少でありました。急速な少子化に歯止めがかかっていない状況、このことは重く受け止めてございます。
少子化の流れを反転させるのは時間との闘いであり、少子化の克服に向け、政府を挙げて、希望する若者が子供を持ち、そしてまた安心して子育てできる社会を実現していかなければならないと考えております。
少子化の要因には、大きく、婚姻数の減少と夫婦の子供数の減少が挙げられるかと思います。夫婦の子供数の減少の背景にある子育ての経済的、…
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- (上の発言)
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阪口直人(れいわ)
様々な対策を精力的に立案し、実行していくという姿勢はうかがえましたが、ただ、私の周りの子育て世代、あるいはこれから結婚を考えている人たちの声を聞いても、まだまだ安心して子供を産んで育てる、そういった環境になっていないという声が大きいと思います。
ただ、少子化の問題というのは、日本だけではなくて、重立った先進国はどこでも同じような課題を抱えていて、そしてそのための様々な施策がなかなかうまくいっていないという事情もあるかと思います。
その中で、有名なのがフランスの試みですね。既にいろいろと研究もされていると思いますが、フランスにおいては一九九三年から九四年にかけて出生率が一・六五ということで大幅に落ち込みましたが、十年後には二・〇六という数字、大幅に改善することができたわけですね。
私もフランスがどのような対策を講じたのかということをいろいろ調べてみたんですが、一言で言うと、ここまでやるかというぐらいの徹底した少子化対策、そのことによって、子育て世代、これから子供を産む世代に安心感を与えるということが大きな鍵であったかと思います。
具体的な政策を述べると、子育て世帯、特に三人以上の子育て世帯に対しては、大幅な所得税の減税を実施する。あるいは、子供を三人養育すると年金が一〇%加算されるというような政策を取っています。また、子育てのために例えば週四日だったり三日だったりというふうに働く日数を減らすことも自分たちで選べるとか、あるいは父親、つまり、母親だけではなくて同じように子育てをする父親に対しても賃金の八〇%を保障する。これらはそこまでやるのかというような大胆な政策だと思うんですが、やはりこれぐらいやって初めて成果が出る、政府が本気で取り組んでいるということが国民に伝わるのではないかという例でもあるかと思います。
大臣にお伺いしたいんですが、例えば、これまで諸外国の様々な少子化対策を調べられていると思いますが、その中で、このようなことを日本でもやりたい、これは効果的なのではないかということですね、もし個人的に思うところがあれば是非お知らせいただきたいと思います。
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
委員御指摘のフランス、あるいはスウェーデンというところも少子化対策に大変力を入れていて、出生率の向上、回復に成功した国として論じられているものというふうに認識をしております。
また、内閣府が実施したアンケート調査によりますと、自国は子供を産み育てやすい国だと思うかの問いに対して、日本では約六割がそう思わないと回答しているのに対し、スウェーデンですとかフランス及びドイツではいずれも約八割以上がそう思うと回答しており、これらの国では子供、子育てを応援する社会の雰囲気というものもしっかりとつくられているんだなということを考えさせられているところでございます。…
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阪口直人(れいわ)
今例を挙げさせていただいたフランスは、十年間で確実な成果を出しているんですね。ですから、一年、二年とは言わないけれども、近い将来に大きな成果が得られる、このようなダイナミズムを持った政策を展開する、そのための司令塔としての役割を果たしていただきたいと思います。
子供を安心して産んで育てること、これはもちろん大事なことですが、しかし、生まれてきた命を守る、これから生まれようとしている命を守ること、これは更に重要なことだと思います。
二〇二四年における子供の自殺の数が五百二十七人ということで、過去最多になりました。こども家庭庁のホームページを見ると、自殺…
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
いじめ、そして自殺の防止対策ということで私どももいろいろな取組を行っておりまして、先日も、中高生と直接お会いをさせていただいて、友人の悩みにどう寄り添うかというようなお話も聞かせていただいたところでございます。
やはりそうした、悩みを打ち明ける、そしてまたそれが、信頼できる大人がすぐそばにいてくれること、そしてちゅうちょなく悩みを打ち明けられる場があるということ、こうしたことが必要なのではないかと考えております。
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