松本啓朗環境省水・大気環境局長

2025年2月27日・第217回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 206 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 309 発言)

現在のPFOS及びPFOAの暫定目標値五十ナノグラム・パー・リットルですが、これは、令和二年頃の検討当時は、国際的にも評価が大きく動いている時期でございまして、毒性学的に明確な数値を設定することが困難なときでした。そのような中で、当時の評価の中で妥当と考えられる文献等を参考に、有識者会議での議論を経て、令和二年四月に、暫定目標値五十ナノグラム・パー・リットルが設定されました。暫定目標値という趣旨でございます。

その後、令和五年から、食品等から摂取するものに関する健康影響の評価を独立した立場で科学的に実施します内閣府食品安全委員会におきまして、各国、各機関が参照した知見も踏まえて評価がなされて、昨年六月に、PFASに関する食品健康影響評価、これが取りまとめられました。

この評価書におきまして、食品安全委員会により示された耐容一日摂取量というのがございます。これは、耐容一日摂取量と申しますのは、一生涯にわたって人が摂取し続けても健康への悪影響が出ないと推定される体重一キログラム当たりの一日摂取量のことでございますが、これに基づきまして水道水の基準値について検討しましたところ、結果として、現行の暫定目標値である五十ナノグラム・パー・リットルと同じ値となり、この値をもって水道基準へ引き上げるということが、二月六日の審議会において了承されたところでございます。

引き続き、今春を目途に方向性を取りまとめるべく、検討を進めてまいります。

以上です。

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