鶴田浩久国土交通省物流・自動車局長

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 153 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

トラック運送事業の実態は、今御指摘もありましたように、非常に中小零細の事業者が多いという特徴と、それから多重下請構造になっているということがあると思います。

その中で、今御指摘がありました多重下請につきましては、輸送需要の波動ですとか、それから運送依頼を断りづらい状況が常態化しているというようなことにつながっております。これが過度な多重になりますと、実運送事業者、実際に運んでいる事業者が適正運賃を収受する、この妨げになって、ドライバーの賃上げを阻害する一因にもなるというふうに考えております。

御質問がありました最低運賃の設定につきましては、様々な意見があると承知しています。そういう中で規制を導入した場合の実効性がどうだということですとか、トラック運送事業の実態も勘案して検討していく必要があると考えております。

他方で、多重下請構造につきましてですけれども、これは昨年法律を改正していただいて、今年の四月から施行の予定でございますが、その中で、新しい措置として、荷主や元請事業者に対して一定の義務づけをする、それは実運送も含めて取引関係の把握をするということを義務づける、そういった措置も始めることとなっております。そういうことを通じて取引環境の適正化を図りたいと思っております。

さらに、更にできることがあるんじゃないかということで、昨年の八月からは、多重構造の是正に向けた検討会も行っております。各方面の御意見を聞いて、今実態調査も進めておりまして、対応を議論しているところでございます。しっかり取り組んでまいります。

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