鶴田浩久国土交通省物流・自動車局長

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答え申し上げます。

トラック運送業におきましては、コストの上昇分を適切に運賃・料金に転嫁する、これが基本でありますので、トラック運送事業者が適正な運賃を収受できる環境の整備が大変重要でございます。

今、トラック運送業を取り巻く環境、課題認識については、今委員からも御説明があったとおりで、我々も多方面からそういう声をお聞きしております。

その上で、国土交通省では、先ほど御指摘のあった交渉力の問題も踏まえまして、トラック事業者が運賃交渉に臨む際の参考指標として標準的運賃を告示しています。これは、平成三十年に議員立法で、全会一致で導入された制度でございます。まだまだ拡大していかなきゃいけないというのも、御指摘のとおりだと思います。

そういう問題意識に立ちまして、昨年三月には標準的運賃の設定金額を引き上げまして、また、関係省庁と共同でリーフレットを作成して、周知啓発に努めております。

また、内閣官房と公正取引委員会が連名で発出しました指針、労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針におきましても、国土交通省が示した標準的運賃を合理的な根拠のある資料として扱うように、発注者側、それから受注者側の双方に求めております。

さらに、荷主や元請事業者等による運賃・料金の不当な据置きにつきましては、トラック・物流Gメンによる是正指導を行って、荷主等の意識や対応の改善を図ってまいります。

引き続き、トラック事業者だけではなくて、荷主の理解も得られるように、様々な機会を捉えて周知啓発等に取り組んでまいります。

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