ありがとうございました。
外国語への翻訳に関しましては、それはなかなか翻訳は正直難しいだろうなと私も思います。なぜならば、天皇という御存在そのものが他国に例を見るわけではありませんので、外国語に訳そうとしたときに、その外国語の中に適切な訳語がないというのは容易に想像がつくわけであります。
現状、英語ではエンペラーという言葉が使われていると思いますけれども、これとて当時の英語圏の方が日本の天皇を何とか自分たちの言葉に直そうとしたときに、エンペラーかなということで当てたんだろうと思いますので、実際に、エンペラーは日本語ではむしろ皇帝と訳されることが多いかと思いますけれども、この皇帝という言葉と天皇という言葉は全くイコールにはならないわけでありますので。そういう意味で、エンペラーという訳語も必ずしも適切ではないかなと、これは私の個人的な思いでありますけれども、思うところでもあります。
国際大会がせっかくあるわけでありますので、いろいろな団体さんが今独自の手話表現で君が代を表現しようと苦労を重ねていらっしゃるというお話は聞いております。せっかく、今般、デフリンピックが開催されるということでありますので、また手話での君が代についても、いろいろな団体さんからの御意見をいただきながら、文科省としても協力できるところは協力をしていただきたいなというようなことを思ったりもするところであります。
先ほど君が代のことで、学校現場で、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である天皇の世が長く続くようにというような全体の趣旨は教えていただいているというお話はいただきました。
おっしゃるとおり、天皇陛下が、今上陛下百二十六代に至るまで、長く我が国にずっといらっしゃり続けているというのは、これは一つ我が国の特色でもあるというふうに思うわけであります。
その中で、昨今少し話題になりましたけれども、その天皇陛下という御存在が、男系、父方の血統をつなぎ続けているということは皆さん御承知かと思いますし、その父方一系の中でも、八方十代の女性の天皇陛下も御即位を過去にされたということも御承知かというふうに思います。
それを踏まえた上で、小学生、中学生、学校で天皇という御存在について教えたりすることもあるかと思うんですけれども、そのときに子供たちが、男系で父方の血統でずっとつながってきているんだということを理解できるような場面があるのかどうなのか、少し教えていただければと思います。
281松松田浩樹内閣府大臣官房長
君が代についてでございますけれども、国旗及び国歌に関する法律において「国歌は、君が代とする。」とした上で、その歌詞と楽曲のみを定めておりまして、政府としてその外国語訳を定めることはいたしておりません。
この発言のページ
282
石橋林太郎(自民)
ありがとうございました。
それと、今外国語訳はありませんということでありましたけれども、もう一点、翻訳という意味で、今年十一月にデフリンピックという大会が、聾唖の方のスポーツ大会ですけれども、これが日本で初めて開催をされるというふうに承知をしております。その場では各国の選手たちが手話で国歌を歌うというふうに思うんですけれども、手話における国歌の翻訳があるか、翻訳というか、手話での国歌の訳があるかどうかというのもちょっと教えていただけますでしょうか。
この発言のページ
283松松田浩樹内閣府大臣官房長
先ほども御答弁申し上げたとおりでございますけれども、法律上は歌詞と楽曲のみを定めておる、こういうような状況でございまして、手話表現、こちらにつきましても、定めることはいたしておりません。
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- (上の発言)
284
石橋林太郎(自民)
ありがとうございました。
外国語への翻訳に関しましては、それはなかなか翻訳は正直難しいだろうなと私も思います。なぜならば、天皇という御存在そのものが他国に例を見るわけではありませんので、外国語に訳そうとしたときに、その外国語の中に適切な訳語がないというのは容易に想像がつくわけであります。
現状、英語ではエンペラーという言葉が使われていると思いますけれども、これとて当時の英語圏の方が日本の天皇を何とか自分たちの言葉に直そうとしたときに、エンペラーかなということで当てたんだろうと思いますので、実際に、エンペラーは日本語ではむしろ皇帝と訳されることが多いかと思いますけれども、この皇帝という言葉と天皇という言葉は全くイコールにはならないわけでありますので。そういう意味で、エンペラーという訳語も必ずしも適切ではないかなと、これは私の個人的な思いでありますけれども、思うところでもあります。
国際大会がせっかくあるわけでありますので、いろいろな団体さんが今独自の手話表現で君が代を表現しようと苦労を重ねていらっしゃるというお話は聞いております。せっかく、今般、デフリンピックが開催されるということでありますので、また手話での君が代についても、いろいろな団体さんからの御意見をいただきながら、文科省としても協力できるところは協力をしていただきたいなというようなことを思ったりもするところであります。
先ほど君が代のことで、学校現場で、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である天皇の世が長く続くようにというような全体の趣旨は教えていただいているというお話はいただきました。
おっしゃるとおり、天皇陛下が、今上陛下百二十六代に至るまで、長く我が国にずっといらっしゃり続けているというのは、これは一つ我が国の特色でもあるというふうに思うわけであります。
その中で、昨今少し話題になりましたけれども、その天皇陛下という御存在が、男系、父方の血統をつなぎ続けているということは皆さん御承知かと思いますし、その父方一系の中でも、八方十代の女性の天皇陛下も御即位を過去にされたということも御承知かというふうに思います。
それを踏まえた上で、小学生、中学生、学校で天皇という御存在について教えたりすることもあるかと思うんですけれども、そのときに子供たちが、男系で父方の血統でずっとつながってきているんだということを理解できるような場面があるのかどうなのか、少し教えていただければと思います。
285望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答え申し上げます。
学校教育では、学習指導要領に基づきまして、小学校の社会科におきまして、天皇の地位を理解させるとともに、日本国憲法に定める天皇の国事に関する行為などを取り上げ、天皇についての理解と敬愛の念を深めること、中学校社会科において、日本国及び日本国民統合の象徴としての天皇の地位と天皇の国事に関する行為について理解することなどを盛り込んでございます。
先生御指摘の天皇の男系、女系の存在について、学習指導要領上、記載がされておりません。今、私どもの確認している限りでは、教科書でも取り扱っている例はございません。
この発言のページ
286
石橋林太郎(自民)
ありがとうございました。
日本国の象徴であり国民統合の象徴ということは理解をさせるようになっている、そして理解と敬愛の念をということは学習指導要領上もあるということでありましたが、しかし、男系、女系、いわゆる血筋の話についてはないということでありました。ないというのはよく分かりました。その上で、これは私は非常に重要な点ではないかなというふうに個人的には思います。
私は三年前に初当選して初めての国会での質問がこの第四委員会でありまして、そのときには、少し神話のことに触れながら、神武天皇が初代で御即位をされて以来の血統であるというようなことをお話しさせて…
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287望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答え申し上げます。
学習指導要領では、入学式や卒業式などにおきまして、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するよう指導するものと規定してございます。
国旗掲揚の具体的な実施方法や児童生徒の態度に係る指導は各学校やその設置者である教育委員会等の判断に委ねられているところではございますが、学習指導要領等の趣旨を踏まえた方法で実施していただくことが大切だと考えてございます。
国旗の具体的な掲揚方法は、今申し上げましたように、それぞれの具体的な判断に委ねられているところでございますけれども、一般には、掲揚するというのは、式場等において誰もが目につくところに掲揚さ…
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