まず、先生がトレンドとおっしゃったところにつきましては、ぴったりくるかどうかは分かりませんけれども、法務省において立案してきた法律の中にも、特に手続に関係するものでございますが、今先生が御指摘の期間内にも、例えば証拠開示の制度につきまして、ルールを設けてより開示するというものを設けたり、あるいは被疑者国選弁護制度であるとか、それから、一部と言われてはおりますけれども録音、録画であるとか、そういった被疑者、被告人側の権利に着目したものも、時代の趨勢に合わせて法務省としては立案をしてきたというふうに考えております。
その上で、再審に関するものにつきましては、繰り返しになって恐縮ですが、議員立法につきましてなかなか所感を述べることは差し控えたいと思いますけれども、再審制度についての在り方を検討することについては意義があるものというのは、私どもも思っております。
確定判決による法的安定性の要請と個々の事件における是正の必要性、その双方を考慮しつつ、様々な観点から慎重かつ丁寧に検討する必要がありまして、その上で、再審制度の在り方について、国会議員の先生方によるものも含めて様々な御議論があるものと承知しておりまして、法務省でも、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会においても複数回御議論いただいたというところでございます。
今般、こうした議論の動向を踏まえて、法務大臣から再審制度に関し法制審議会に諮問し、法整備について検討していただくことといたした次第でございます。
再審制度の改正につきまして、先ほど先生の方からも若干言及がありました法制審との関係において言いますと、基本法でもあります刑事訴訟法の改正に関わるものであり、刑事裁判実務に非常に大きな影響を及ぼすものと考えております。
そのため、法務省といたしましては、まず、法制審議会において、様々な立場の専門家の皆様方に再審請求事件の実情も踏まえつつ、幅広い観点から御審議いただきたいというふうに考えておりまして、法制審議会において充実した御議論がいただけるようにしたいと考えておりますが、その反面、スピード感を持ちながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに大臣も申されておりますので、そのように進んでいきたいというふうに思っております。
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井出庸生(自民)
ありがとうございます。
今の御答弁ですとか、私もいろいろ調べてみますと、刑事関係の法律でも、議員立法ですとか、法制審を経たものを改めて国会で提出をし直したりですとか、修正をしたりとか、いろいろあるなというのが私の実感です。
ただ、刑事関係の法律は法務省や法制審がというのは、残念ながら、我々議員の中でもそういう認識が若干あるのではないかと。
それは、ちょっと古い答弁なんですけれども、平成十三年に、これは総務委員会でやっていたやり取りなんですけれども、先生のお名前は出さないんですが、これは商法なんですね、商法について、法制審議会にかけられずに提出をされ…
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33森森本宏法務省刑事局長
まず、議員立法がどうかということにつきまして、法務当局として所感を述べるのは差し控えたいと思いますけれども、先ほど答弁申し上げましたが、何か、法制審議会を経て出される閣法と議員立法とが対立するような関係にあるとは考えておりません。
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井出庸生(自民)
そうした九〇年代以降の処罰の厳罰化、それから処罰の早期化、そうしたトレンドに国会側も応えてきたと思いますし、法制審、法務省も進めてきてくれたと思っています。
ただ、今回、我々が予定している再審法の改正は、何としても今国会でというような思いでおりますが、それはちょっと九〇年代以降のトレンドと一線を画して、一度有罪となった人が冤罪の可能性が高まった、それを晴らすのにウン十年という時間がかかる、そこに対する法律的な条文がほとんどなくて、裁判所の裁量に任されているという実態の中で、それは最後の救済手段として、最近のトレンドとは全く違いますし、さらに、これは言葉…
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- (上の発言)
35森森本宏法務省刑事局長
まず、先生がトレンドとおっしゃったところにつきましては、ぴったりくるかどうかは分かりませんけれども、法務省において立案してきた法律の中にも、特に手続に関係するものでございますが、今先生が御指摘の期間内にも、例えば証拠開示の制度につきまして、ルールを設けてより開示するというものを設けたり、あるいは被疑者国選弁護制度であるとか、それから、一部と言われてはおりますけれども録音、録画であるとか、そういった被疑者、被告人側の権利に着目したものも、時代の趨勢に合わせて法務省としては立案をしてきたというふうに考えております。
その上で、再審に関するものにつきましては、繰り返しになって恐縮ですが、議員立法につきましてなかなか所感を述べることは差し控えたいと思いますけれども、再審制度についての在り方を検討することについては意義があるものというのは、私どもも思っております。
確定判決による法的安定性の要請と個々の事件における是正の必要性、その双方を考慮しつつ、様々な観点から慎重かつ丁寧に検討する必要がありまして、その上で、再審制度の在り方について、国会議員の先生方によるものも含めて様々な御議論があるものと承知しておりまして、法務省でも、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会においても複数回御議論いただいたというところでございます。
今般、こうした議論の動向を踏まえて、法務大臣から再審制度に関し法制審議会に諮問し、法整備について検討していただくことといたした次第でございます。
再審制度の改正につきまして、先ほど先生の方からも若干言及がありました法制審との関係において言いますと、基本法でもあります刑事訴訟法の改正に関わるものであり、刑事裁判実務に非常に大きな影響を及ぼすものと考えております。
そのため、法務省といたしましては、まず、法制審議会において、様々な立場の専門家の皆様方に再審請求事件の実情も踏まえつつ、幅広い観点から御審議いただきたいというふうに考えておりまして、法制審議会において充実した御議論がいただけるようにしたいと考えておりますが、その反面、スピード感を持ちながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに大臣も申されておりますので、そのように進んでいきたいというふうに思っております。
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井出庸生(自民)
議員立法についてコメントはちょっとなかなか難しいというのは分かりました。それから、法制審でやりたいという御答弁もありました。
あと、冒頭の方に、聞き間違いかどうか確認したいんですが、再審法改正には意義があるとおっしゃったように聞こえたんですけれども、それはそのとおりでいいですか。
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37森森本宏法務省刑事局長
現在、様々な御議論がなされていますので、どこが改正するのかしないのか、要否も含めてということにはなりますけれども、そういった御議論を法制審において議論していただき、法整備について御検討いただくことについては意義があるというふうに考えております。
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井出庸生(自民)
聞き直さなきゃよかったな。
じゃ、その法制審の専門家という話が今ありまして、私、性犯罪の刑法改正を、かれこれ六年かけて一回目と二回目をずっと見てきました。私、そのとき、今だから言うんですけれども、法制審に入りそうな方々のところを、全国各地を回りました。被害当事者にも会いました。
私がそのとき感じたのは、刑法学者の方はもう率直におっしゃったんですけれども、我々は日々の裁判を見ているわけではない、代表的な判例はもちろん読んでいますというようなお話があった。それから、被害当事者の皆さんも、やはり遭われた被害からしたら本当に不条理だ。それは御自身の体験であっ…
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