まず、委員におかれては、長年、介護の現場で献身的に御尽力いただいてきたことに心から敬意を表させていただきたいと思います。
私自身も、身内で訪問介護を受けている人間がございます。先ほどおっしゃいました訪問入浴等についても、入浴した後、本当にリラックスしてくつろいだ顔をしているということを考えると、やはり人間の生活において入浴の果たす役割というものの大きさというのを、その表情を見ていても十分感じ取れる部分でございまして、そういう部分では、本当に委員がこれまで多くの方々を支えてこられたものだということを実感しております。
その上で、今おっしゃられましたように、どの地域に住まわれる方でも、必要な介護サービスを受けられるようにするということは極めて重要なことだというふうに考えています。
訪問介護を始めとする訪問系サービスにつきましては、要介護者の在宅での生活を支える柱の一つでございまして、高齢者人口がピークを迎えます二〇四〇年頃に向けて、介護人材を確保しながらサービス基盤を確保することは大変重要な課題だと考えています。
令和九年度から開始します第十期介護保険事業計画期間に向けまして、昨年末から制度面での議論を社会保障審議会介護保険部会で開始をさせていただいたところでございます。各自治体においては、足下の介護サービスの需要であったりサービスの提供の実態などを適切に把握した上で、第十期の介護保険事業計画に反映されていくものというふうに承知をしています。
また、二〇四〇年に向けましては、サービス需要が地域によって全く異なりますから、訪問介護も含めた介護サービス提供体制や人材確保の在り方などについて、本年一月から有識者等で構成されます検討会を設け、今議論を行っているところでございまして、こうした議論も生かしながら、制度改正の議論をしっかりと進めていきたいと考えています。
92石石井智恵(国民)
ありがとうございます。国民民主党の無所属クラブの石井智恵です。
今回の分科会では、私からも訪問介護について取り上げさせていただきます。特に、これからの高齢化社会に向けて、地域の介護をどう支えていくのかという観点で質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
私自身、介護の現場で看護師としてパートで働いておりました。私の場合は、一か所のパートだけでは生活ができないので、三か所かけ持ちで仕事をしておりました。小規模多機能施設、そして特別養護老人ホームで夜勤専門スタッフ、そして訪問入浴の仕事であります。
この訪問入浴という仕事ですが…
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93黒黒田秀郎厚生労働省老健局長
お答え申し上げます。
訪問介護事業所のない自治体についてのお尋ねを頂戴しました。
厚生労働省が年二回公表しております介護サービス情報公表システムのオープンデータによりますと、約百町村、そうした自治体があるものと承知をしております。
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94石石井智恵(国民)
ありがとうございます。
今後、ますます訪問介護事業所の空白地域が増えていくのではないかと非常に心配をしております。今まで地域内でカバーしていたところが、カバーできなくなってしまうということが予想されます。
そして、晩年、人生の最期を住み慣れた土地で迎えたい、特に自宅で最期を迎えたいという方は、令和五年の内閣府の調査では、自宅と答えた方が四五・八%、病院、介護施設は三六・三%という結果であります。自宅で最期を迎えたいとする方が約半数いる中で、訪問介護の事業は地域になくてはならない存在であります。
そこで、福岡大臣にお伺いいたします。
高齢化が進み、…
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- (上の発言)
95
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
まず、委員におかれては、長年、介護の現場で献身的に御尽力いただいてきたことに心から敬意を表させていただきたいと思います。
私自身も、身内で訪問介護を受けている人間がございます。先ほどおっしゃいました訪問入浴等についても、入浴した後、本当にリラックスしてくつろいだ顔をしているということを考えると、やはり人間の生活において入浴の果たす役割というものの大きさというのを、その表情を見ていても十分感じ取れる部分でございまして、そういう部分では、本当に委員がこれまで多くの方々を支えてこられたものだということを実感しております。
その上で、今おっしゃられましたように、どの地域に住まわれる方でも、必要な介護サービスを受けられるようにするということは極めて重要なことだというふうに考えています。
訪問介護を始めとする訪問系サービスにつきましては、要介護者の在宅での生活を支える柱の一つでございまして、高齢者人口がピークを迎えます二〇四〇年頃に向けて、介護人材を確保しながらサービス基盤を確保することは大変重要な課題だと考えています。
令和九年度から開始します第十期介護保険事業計画期間に向けまして、昨年末から制度面での議論を社会保障審議会介護保険部会で開始をさせていただいたところでございます。各自治体においては、足下の介護サービスの需要であったりサービスの提供の実態などを適切に把握した上で、第十期の介護保険事業計画に反映されていくものというふうに承知をしています。
また、二〇四〇年に向けましては、サービス需要が地域によって全く異なりますから、訪問介護も含めた介護サービス提供体制や人材確保の在り方などについて、本年一月から有識者等で構成されます検討会を設け、今議論を行っているところでございまして、こうした議論も生かしながら、制度改正の議論をしっかりと進めていきたいと考えています。
96石石井智恵(国民)
ありがとうございます。
是非、その目指すべき姿に近づけていきたいと私も思っているところでありますが、令和六年度に訪問介護の基本報酬が引下げとなって、訪問介護事業所は成り立たない、また、限界だという悲鳴も上がっております。
現在、厚生労働省では、訪問介護報酬の引下げの影響について調査を実施されていると思います。まさにその大詰めを迎えていると思いますが、その実態調査を踏まえて分析をし、そして、人材不足はどうしたら解消できるのか、経営難の事業所をどのように救っていくのか、対策を取っていかなければならないと思います。調査をしただけで終わりでは、解決はいたしま…
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97黒黒田秀郎厚生労働省老健局長
お尋ねいただきまして、ありがとうございます。
先生御指摘のとおり、今回の改定の影響について、自治体の皆様、それから現場の皆様の御協力をいただいて調査をしているところでございます。様々、とかく国会の中でも、こういう形の調査をしてほしいというようなお話もいただいておりますので、そんな議論も含めた形で、まずはそれをしっかり御用意をして、先生方に御覧いただきたいと思っています。
その上で、訪問介護を始め訪問系のサービスの抱える諸課題がございます。人手不足の問題、それから物価高騰の問題。それから、サービスを提供していただく際の形態が、地域によっても各事業所によ…
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98石石井智恵(国民)
ありがとうございます。
地域の介護を支えるという点で、是非調査を進めていただきたいと思います。
次に、介護事業所の経営支援についてお伺いをいたします。
私が仕事をしていた介護施設の経営者の方は、介護事業をする前に建設業を営んでいたということでありました。このように、これまでとは全く違う業種だった方が介護分野に新入した事業者の方も多くいると思います。特に、介護事業は国から報酬を得ているということで、ある意味保護されている点において、安定して経営ができると思って新規参入していた事業者の方もおられたと推察しています。
しかし、コロナ禍において介護事業は…
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