櫛渕万里 (れいわ新選組)

2025年3月4日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 117 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 161 発言)

残念ながら、日本政府は今回もオブザーバー参加をしませんでした。本来なら核廃絶をリードするべき日本が、その場にいないどころか、核兵器の非人道性を優先するよりも、核抑止力の強化、これを優先した判断だと総理はその後述べられていますよね。その姿勢に対して、現場からは、条約に背を向けることは、核兵器に正当性を与え、各国の核軍拡を助長するものであるという批判が出ています。重く受け止めていただきたい。

オブザーバー参加の検討についても、被爆者やICANにはヒアリングさえしませんでした。れいわ新選組は、オブザーバー参加はもちろんのこと、引き続き、条約の早期署名、そして批准を求めてまいります。

さて、本日は締めくくり総括質疑と言われていますが、れいわ新選組はこの予算審議を締めくくることに反対です。理由は二つです。

一つは、自民党の裏金問題がまだまだ解明されておらず、真相は闇のままであること。裏金と予算は別物ということを言う方がいらっしゃいますが、脱税が疑われる裏金議員が、来年度の国民生活についての予算を審議し採決をする、このこと自体、根本的に間違っています。

二点目は、そもそも、提出されている予算案は、どれも底が抜けている国民生活を全く救うものではないからです。野党の小さなゴールで政策安売り競争の結果、予算が通ってしまえば、苦しむのは国民です。

予算採決を認めず、れいわ新選組は、現行の政府案を撤回した上で、編成組替え動議を提出いたしました。主な内容は資料を御覧ください。

昨日もお示ししましたが、消費税ゼロ、国民一律十万円給付、社会保険料引下げも含めた十七項目です。これは百五十兆円規模の新たな財政出動となりますが、多過ぎると思う方にはよく聞いていただきたい。

今なお失われた三十年の中、未曽有の倒産状況で、物価高、消費税に人々は苦しんでいます。昨日はトラック業界の苦境を取り上げましたが、本日は介護業界です。

去年の介護事業者の倒産はおととしの一・四倍、その約半分が訪問介護事業者で、これは介護報酬引下げが直撃したからですね。つまり、政府が倒産させたにも等しい。元々、介護業界は人手が足りず、来年度は二十五万人不足すると厚労省自身が認めているのに、待遇を改善するどころか改悪するというむちゃくちゃぶりです。その自覚が、総理、ありますか。介護人材二十五万人不足は、もう来年度ですよ。自公案や立憲修正案のように、財源が財源がといって、小さなメニューではとても間に合いません。

総理、介護、保育労働者の賃上げ月十万円を実現する予算に組み替えて、提出し直していただきたい。いかがですか。もしできないとすれば、その理由をお答えください。

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