ありがとうございます。
本当に大臣がおっしゃるように、金融に対する知識、欠かせないんですけれども、日本人の間で二極化していると私は感じております。つまり、詳しい方は物すごく詳しくて、運用をたくさんしていらっしゃるんですけれども、知識がない方は、全く何もしていない、よく分からないからしない、何もやらないという方が多くて、そういう日本人を示すデータがこちらにございます。
ちょっとパネルを御覧ください。これは、日本の家計金融資産の伸びの比較でございます。日本とアメリカなんですけれども、折れ線グラフでいきますと、かなり自分の資産を伸ばしているのがアメリカなんですね。その理由なんですけれども、下の山、シルエットの山のような、折れ線グラフの下にありますが、棒グラフ、これは運用リターンによるものということで、いかにアメリカの国民は運用によって自分の資産を伸ばしているかということがうなずけます。日本は全くそうではないということがこのグラフからも分かるわけですね。
かつては、みんな一斉に結婚して、一斉に子供を持って、家を持ってという時代もありましたけれども、今は、結婚する人、しない人、子供さんを持つ人、持たない人、働き方も千差万別で、そういう人生多様化の時代には、やはり自分のライフプランに合ったお金の準備や計画が必要と思います。そのためにはお金の知識やスキルが必要と思うんですね。
だからこそ、やはりお金の教育が必要ではないかと思います。もちろん、年金制度を始めとする社会保障の整備、これをしっかりするというのは我々政治の責任でもありますけれども、その一方で、国民の皆さんが自分の資産を増やすというスキルを持つべきではないかと考えております。
冒頭に申し上げました暗号資産もそうですけれども、お金を取り巻く状況、かなり変わってきています。こういう時代を生き抜いていく子供たちだからこそ生きる力を与えたい。そこで、その教育が必要と思っています。そのためにもお金の教育を、小学一年生から中学三年生までの義務教育でしっかりと体系的にすべきだと考えています。
実は、この金融教育なんですが、高校の家庭科の授業で始まっておりまして、そこで質問があります。高校の家庭科の授業で始まりました金融教育について、どういったものか教えてください。
289
安住淳(立憲)
この際、丹野みどりさんから関連質疑の申出があります。田中君の持ち時間の範囲内でこれを許します。丹野みどりさん。
この発言のページ
290丹丹野みどり(国民)
国民民主党、丹野みどりです。質問の機会を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
本日、私は、日本人の金融リテラシーを上げるために金融教育を義務教育ですべきだというテーマで進めたいと思っております。
まずは、暗号資産について取り上げます。
産経新聞、一月二十九日の記事によりますと、北朝鮮のハッカー集団によるサイバー攻撃で日本のDMMビットコインを含む暗号資産の被害、世界で年間一千億円と推計されました。とりわけ、その中で日本の被害が最多となっていて、ほかに韓国なども被害を受けているということです。
こうした被害を受けまして、日本とアメリカと韓国が共…
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291
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
今のお話も含めて、社会全体、いろいろな意味でデジタル化が進んでおります。暗号資産を含めて、近年、送金・決済手段、金融商品といった金融サービスが多様化し、こうしたサービスを適切に活用するということ、また金融に関するトラブルを避けるといった観点から、国民の金融リテラシーの向上、今後、より一層重要になると認識をしております。
金融庁では、これまでも、暗号資産のように新しく登場したものを含め、金融に関連してどのような商品、サービスがあるか、家計管理やライフステージなどに応じた資産形成など、こうした商品、サービスとつき合っていくための考え方、金融トラブルに遭わな…
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- (上の発言)
292丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
本当に大臣がおっしゃるように、金融に対する知識、欠かせないんですけれども、日本人の間で二極化していると私は感じております。つまり、詳しい方は物すごく詳しくて、運用をたくさんしていらっしゃるんですけれども、知識がない方は、全く何もしていない、よく分からないからしない、何もやらないという方が多くて、そういう日本人を示すデータがこちらにございます。
ちょっとパネルを御覧ください。これは、日本の家計金融資産の伸びの比較でございます。日本とアメリカなんですけれども、折れ線グラフでいきますと、かなり自分の資産を伸ばしているのがアメリカなんですね。その理由なんですけれども、下の山、シルエットの山のような、折れ線グラフの下にありますが、棒グラフ、これは運用リターンによるものということで、いかにアメリカの国民は運用によって自分の資産を伸ばしているかということがうなずけます。日本は全くそうではないということがこのグラフからも分かるわけですね。
かつては、みんな一斉に結婚して、一斉に子供を持って、家を持ってという時代もありましたけれども、今は、結婚する人、しない人、子供さんを持つ人、持たない人、働き方も千差万別で、そういう人生多様化の時代には、やはり自分のライフプランに合ったお金の準備や計画が必要と思います。そのためにはお金の知識やスキルが必要と思うんですね。
だからこそ、やはりお金の教育が必要ではないかと思います。もちろん、年金制度を始めとする社会保障の整備、これをしっかりするというのは我々政治の責任でもありますけれども、その一方で、国民の皆さんが自分の資産を増やすというスキルを持つべきではないかと考えております。
冒頭に申し上げました暗号資産もそうですけれども、お金を取り巻く状況、かなり変わってきています。こういう時代を生き抜いていく子供たちだからこそ生きる力を与えたい。そこで、その教育が必要と思っています。そのためにもお金の教育を、小学一年生から中学三年生までの義務教育でしっかりと体系的にすべきだと考えています。
実は、この金融教育なんですが、高校の家庭科の授業で始まっておりまして、そこで質問があります。高校の家庭科の授業で始まりました金融教育について、どういったものか教えてください。
293望望月禎文部科学省初等中等教育局長
令和四年度から本格的に実施をされてございます現行の学習指導要領の高校家庭科では、家計の構造や生活における経済と社会の関わり、家計管理について理解すること、また、生涯を見通した生活における経済の管理や計画の重要性につきまして、将来にわたるリスクを想定し、不測の事態に備えた対応などに触れながら、ライフステージ等と関連づけて考察することなどを盛り込んでございまして、この学習指導要領は国公私全ての学校に適用されているところでございます。
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294丹丹野みどり(国民)
ありがとうございます。
実施するに当たり、文科省が教員にどういった教材を提供していたのか、それも教えてください。
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295望望月禎文部科学省初等中等教育局長
文部科学省では、金融経済教育推進機構と連携いたしまして、同機構が文部科学省の協力の下で作成した教材を全国の高校に提供してございます。
この教材の中では、投資のリスクとリターンの関係、価格変動のリスク、あるいは長期、積立て、分散投資といった資産形成の視点、詐欺の実例、詐欺に遭わないためのポイントなども具体的に紹介しているところでございます。
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