合田哲雄文化庁次長

2025年2月4日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 13 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 370 発言)

お答え申し上げます。

御指摘の富雄丸山古墳でございますが、四世紀後半に築造された日本最大の円墳でございまして、平成三十年度から奈良市が発掘調査を行い、令和六年七月に発掘調査を完了し、現在、それに基づいて調査研究や報告書の取りまとめを行っているものと承知してございます。

この発掘調査では、古代東アジア最長の剣となる長さ二百三十七センチメートルの蛇行剣や、先ほど御指摘がありました他に類例を見ない盾形銅鏡が出土するなど、画期的な成果を上げており、現在、奈良県立橿原考古学研究所が協力して、出土品の保存処理や更なる調査研究を行っていると伺ってございます。

文化庁といたしましても、富雄丸山古墳につきましては、今後、国史跡に指定すべきと考える重要遺跡リストとして令和五年十月に公表いたしました史跡相当の埋蔵文化財リストに登載するなど、その重要性を十分に認識をいたしてございまして、奈良市が設置をしております有識者会議に文化財調査官、その担当課は京都に所在をしてございますけれども、出席し、調査や保存に関する専門的な助言を行っているところでございます。

また、文化庁では、自治体が行う出土遺物の保存処理に要する経費に補助を行っているところでございまして、引き続き、奈良市と連携をしながら、必要な支援や専門的な見地からの助言等を、京都の文化庁から奈良にお伺いし、積極的に行わせていただきたいと考えてございます。

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