私自身も塩崎彰久委員と全く同じ問題意識を共有しております。
言うまでもなく、科学技術・イノベーション、これは我が国の国力の源泉でありまして、その基盤となる研究力の強化は、極めて重要な課題であります。
そうした中、近年は、トップクラス論文数などの指標におきまして、我が国の国際的な順位が残念ながら下がっております。研究力の低下傾向に私自身も同様に大きな危機感を抱いております。
その原因、要因については様々なものがございますが、例えば、若手研究者の活躍、研究機関、支援体制などの面で、研究者を取り巻く環境、状況が非常に厳しいということが一つ挙げられますし、また、博士課程進学率が停滞するなど、研究人材の育成、確保に課題があること。また、国際共著論文、すなわち、日本の研究者と海外の大学研究機関等の研究者との共同の、英語で書いた論文でありますが、これが非常に少ない、いわゆる国際頭脳循環の流れに残念ながら出遅れていること。そしてまた、政府の研究開発投資は拡大しているんですけれども、官民を合わせた研究開発投資の総額は、これまた残念ながら目標を下回って推移しております。
こうしたことが挙げられると思いますが、こうしたことを踏まえまして、政府としては、こうした課題をしっかりと直視し、受け止めた上で、御指摘の第七期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けた検討を進めているところであります。
我が国の科学技術・イノベーションの強化につながる、また、将来を担う若い世代がもっと夢や希望を持って取り組めるように、そしてまた、世界からも注目される基本計画となることを目指して、塩崎委員の今の御指摘も踏まえて、しっかり具体的に検討してまいりたいと考えております。
80
塩崎彰久(自民)
こちらの金額自体は、まだ最終決定までには時間があると理解をしております。今、がん患者団体を始め関係団体、関係者の皆様の声を真摯に聞いていただける、そして対応いただけるというお話をいただきました。大変心強いと思っております。是非、幅広い合意が得られる仕組みにしていただければと思っております。
続きまして、武藤経産大臣にお伺いしたいと思いますが、気候変動。
トランプ大統領は、今回、パリ協定を離脱するということを表明をいたしました。これを機会に、実は、日本の企業の中で、もうこれは、地球温暖化対策というのはやらなくていいんじゃないか、取組をしていくと日本の企…
この発言のページ
81
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
塩崎委員にお答えをさせていただきたいと思います。
まさに、気候変動問題、今回のアメリカの大統領の御発言もいろいろあると思います。ただ、こういう政権の動向は今後も注視をしていかなくてはいけません、しかしながら、気候変動問題そのものは国際社会が一体となって取り組むべき人類共通の重要課題である点、これは全く変わらないと私は承知しております。
また、世界的に、データセンター向けに脱炭素電源が求められ、そして製品やサプライチェーンのグリーン化が市場でも求められている。そして、各国の政府や企業が脱炭素と産業競争力の両立に向けた取組を進める中で、我が国もGXの取組…
この発言のページ
82
塩崎彰久(自民)
ありがとうございます。
日本としてはカーボンオフセットに向けての国際的なコミットメントをもうお約束をしているわけでございますので、是非、排出権取引についても揺らがずに導入を進めていっていただければと思います。
続きまして、城内大臣に、科学技術・イノベーションの関係でお伺いをできればと思います。
トランプ大統領は、今回の大統領令の中で、科学技術の専門家から成る新たな諮問機関、これはPCASTと言われておりますが、これを組成して、アメリカの科学技術を、また再び世界の最先端を走らせていくんだという決意を発表いたしました。国家安全保障の観点から、AI、量子…
この発言のページ
- (上の発言)
83
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
私自身も塩崎彰久委員と全く同じ問題意識を共有しております。
言うまでもなく、科学技術・イノベーション、これは我が国の国力の源泉でありまして、その基盤となる研究力の強化は、極めて重要な課題であります。
そうした中、近年は、トップクラス論文数などの指標におきまして、我が国の国際的な順位が残念ながら下がっております。研究力の低下傾向に私自身も同様に大きな危機感を抱いております。
その原因、要因については様々なものがございますが、例えば、若手研究者の活躍、研究機関、支援体制などの面で、研究者を取り巻く環境、状況が非常に厳しいということが一つ挙げられますし、また、博士課程進学率が停滞するなど、研究人材の育成、確保に課題があること。また、国際共著論文、すなわち、日本の研究者と海外の大学研究機関等の研究者との共同の、英語で書いた論文でありますが、これが非常に少ない、いわゆる国際頭脳循環の流れに残念ながら出遅れていること。そしてまた、政府の研究開発投資は拡大しているんですけれども、官民を合わせた研究開発投資の総額は、これまた残念ながら目標を下回って推移しております。
こうしたことが挙げられると思いますが、こうしたことを踏まえまして、政府としては、こうした課題をしっかりと直視し、受け止めた上で、御指摘の第七期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けた検討を進めているところであります。
我が国の科学技術・イノベーションの強化につながる、また、将来を担う若い世代がもっと夢や希望を持って取り組めるように、そしてまた、世界からも注目される基本計画となることを目指して、塩崎委員の今の御指摘も踏まえて、しっかり具体的に検討してまいりたいと考えております。
84
塩崎彰久(自民)
城内大臣、ありがとうございます。
今大臣がおっしゃられたような危機感を実際にこの計画の中に反映していくには、これはなかなかボトムアップで出てくる提案だけでは難しいと思っております。是非、大臣のリーダーシップの下で、第七期計画は違うなというすばらしい計画を作っていただき、私も微力ながらお手伝いをさせていただければと思います。
今日はこうした形で、アメリカの基本政策が政権交代で大きく揺らぐ中、改めて、それぞれの大切なテーマについて、日本の国益とは何かということを石破内閣の皆様にお伺いをさせていただきました。
トランプ大統領はよくアメリカ・ファーストとい…
この発言のページ
85
安住淳(立憲)
これにて小野寺君、中曽根君、木原君、塩崎君の質疑は終了いたしました。
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
――――◇―――――
午後一時開議
この発言のページ
86
安住淳(立憲)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。長妻昭君。
この発言のページ