石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月31日・第217回国会 衆議院 本会議 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 17 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 25 発言)

櫛渕万里議員の御質問にお答え申し上げます。

高額療養費制度の見直しについてのお尋ねです。

今回の見直しは、高額療養費が医療費全体の倍のスピードで増大する中、保険料負担を抑制するとともに、制度の持続可能性を高めるためのものでありましたが、国会における議論や、患者団体の皆様方から、検討プロセスに丁寧さを欠いたとの御指摘をいただいたことを政府として重く受け止め、全体として実施を見合わせることといたしたものでございます。

この過程におきまして、患者の皆様方に御不安を与えてしまいましたこと、改めて大変申し訳ないという思いでございます。大変申し訳ございません。

今後、改めて秋までに検討し、決定することといたしておりますが、その際には、患者の方々のお話を十分に伺うとともに、保険料を負担する被保険者の皆様方からの御意見も拝聴し、御理解をいただくべく、丁寧なプロセスを積み重ね、最善を尽くしてまいります。

高額療養費制度の見直しの再検討プロセスについてであります。

高額療養費制度の見直しにつきましては、今後、改めて秋までに検討し、決定することといたしておりますが、患者団体を始めとした関係者の皆様方からどのような形で御意見を伺うことが適当なのか、審議会における検討プロセスの在り方を含め、改めて厚生労働省におきまして検討を行い、丁寧な議論を進めてまいります。

医療保険への国費の投入についてでございますが、高額療養費制度につきましては、医療費全体の倍のスピードで費用が増加する中、重要なセーフティーネットとして持続可能なものとするために見直しを提案したものでございます。

医療保険に国費を投入し、保険料の引下げと制度の持続可能性を図るべきとの御指摘につきましては、医療保険制度が相互扶助という考え方に立っていることとの関係、必要な安定財源をどのように確保するかといった課題があるものと考えております。政府といたしましては、全世代型社会保障の改革工程に基づき、負担能力に応じた負担の観点から、不断に制度の見直しに取り組んでまいります。

以上でございます。(拍手)

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