井田奈穂一般社団法人あすには代表理事

2025年6月17日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

動画も見ていただいて、ありがとうございます。

親が別姓であることを疑問に思わずに、意識せず育っているというような声を上げるお子さんたちが多いんですけれども、その方々はやはり三十歳前後だったので、もう大人になっているわけですよね。世の反対意見を掘り下げた結果、自分たちの存在をだしに使って両親の結婚を阻まれているように感じるというふうな意見を持つ声が上がっていました。

また、彼らが生まれた当時は非嫡出子の相続分の差別がまだあった時代だったので、三十歳の女性は、三人お子さんがいる御家庭だったんですけれども、お父様、お母様がペーパー結婚、ペーパー離婚を繰り返して嫡出子にするということをやって育ってきたということなんですけれども、私の親はただ単にお互いを尊重し合った結果、ペーパー離婚、再婚を繰り返した、別姓だと戸籍がばらばらになると言っているような反対派の方々もいるんだけれども、うちのお父さん、お母さんのは、結婚、再婚を繰り返して、それこそめちゃくちゃになっているというようなことはおっしゃっていました。

そうさせているのは現行法の方じゃないかと。両親は同じ戸籍にならせてほしいと言っているわけですね。彼女が八歳のときに、お父さんが、君ならもう分かると思うけれども、お父さんとお母さんはとても愛し合っているんだ、だから、今の法律では結婚できないんだよ、そういうふうに説いてくれたということです。その方が、親が仲がいいのに、何だ、国が結婚させてくれないのかというふうに告げられた方がショックだったというふうに言っていました。

選択的夫婦別姓反対の方々が子供がかわいそう論を繰り返すんですけれども、彼女は、もしかわいそうだと思うなら、法的保障もないのに愛情一本で自分や兄弟たちが幸せと思えるような仲のいい家庭を築いてきてくれた、この両親を早く結婚させてほしい、そのように言っていました。

ありがとうございました。

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