望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年6月18日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

亀井委員の方から、島根大学の子供投票、あるいは海士町の子供議会の取組を御紹介いただきました。

主権者教育は、現行の学習指導要領でもかなり重視をしている分野でございまして、社会あるいは身の回りの生活のことを自ら考えていくきっかけにもなる、あるいは、主体的に社会参画をする力を育むという観点からも大事であると思ってございまして、現在検討しております学習指導要領の、中教審においても、そうした様々な事例も含めまして、今後の主権者教育についても検討を進めているところでございます。

その上で、標準授業時数につきましては、学習指導要領に基づく各教科等の内容を指導するために必要な時間として定めてございまして、教育の質を量的に支えるものとして重要でございます。教科として主権者教育あるいは主権科みたいなのがあるわけではございません。特別活動や社会科あるいは道徳、あるいは総合的な学習の時間の中で、それぞれの地域の状況も踏まえまして、各学校でその授業づくりを創意工夫する中で、身近なものとしての主権者教育というのを実現しているというわけでございます。

授業時数を二重に計上することにつきましては、それぞれの教科等の内容を扱うのに実質的に必要な時間を量的に確保するという観点から、質の高い指導が困難になるおそれもあることから、慎重に検討すべきものと考えてございます。

様々な現代的諸課題に対応するための指導に当たりましては、複数の教科を関連づけて学ぶということは、これは一方で大事でございますので、子供たちが教科横断的に学ぶということも含めまして、質の高い教育につながるように取組や検討を進めてまいります。

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