望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 272 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 362 発言)

学校、教師が担う業務に係る三分類についてのお尋ねでございます。

文部科学省が毎年度、教育委員会に行っている調査結果におきましては、令和元年度の給特法改正以降、全体的に取組が進んでいるとは思ってございます。

ただ、その進捗の状況についてはかなり差がございまして、特に、登下校時の対応は、令和六年度は七二・六%の教育委員会が地域での協力を得ている。部活動については、七四・四%、授業準備については、教員業務支援等と教員が連動をして八〇・〇%、何らかの取組を進めている。支援が必要な児童生徒への対応は九八・四%が学校内での支援で対応しているということで、全体としては、七割以上の教育委員会での、いろいろな業務についての見直しは行われているところではございます。

ただ一方、うるま委員御指摘のとおり、政令市、都道府県に比べますと、やはり市町村の進捗度合いは低い状況があったり、都道府県の中でも、やはり市町村の中でも差があるという状況でございまして、こうしたことが今回の法案にもつながっているところでございますけれども、全ての教育委員会において取組を進めていただきたいということが我々の思いでございます。

そして、三分類のうち、とりわけ学校以外が担う業務ということに関しては、地域の協力を得て見直しを進めていかなきゃいけないところでございますけれども、例えば登下校に関する対応が七割に達している以外は、大体半数程度の実施率にとどまっているような課題もございます。

業務の見直し、役割分担の見直しを進めるためには、やはり、首長部局の連携や保護者、地域住民との連携協力を進めることが大変大事でございまして、自治体の方で、それぞれの状況で進めていただく必要があるという観点から、今回、首長部局も関わる総合教育会議での報告というものを、策定された計画については法案の中に入れてございますけれども、なお、規模の小さい市町村もあって、必要な条件整備を進めることもなかなか思うようにいかないというところもあるかもしれません。

国としては、そうした自治体の実態に応じて進めることができるよう、例えば、スクールガードリーダーの配置や地域との連携を進めるための地域学校協働活動推進員の配置、活用などにつきましては、補助事業も展開して、そうした取組が進むよう、都道府県の支援をしているところでございます。

こうした事業も活用をしていただくことを促しながら、それぞれの地域の実情を踏まえた形での、いわゆる受皿となるものを含めまして、あるいは業務の削減とかを含めまして、条件整備を進めていただくよう、引き続き、国としても支援をしてまいりたいと考えてございます。

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