神谷裕 (立憲民主党)

2025年5月28日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 149 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

実は、これまで、農林水産省、かつて、上がった米価を下げるということはやったことがないんですけれども、逆に、米価が下がったときに、何とかこれを支持する方向で、農家のことを考えて様々な手法を取ってきたのは事実でございます。ですので、ここについても機動的に対応できるように考えるべきだと思います。

もう一つ問題なのは、今回、こういうような特別な体制を取りました。ただ、その際に、適正価格というのがどうしても、これをどういうふうに考えるのかというところで整理がつきません。この国は市場経済、市場価格、資本主義の国ですから、価格というものに対して、今の市場価格が果たして合理的な価格ではないのかと言われると、実はここはどうしてもクエスチョンマークが残ってくるところでございます。

ちょっとあっちこっち質問が飛んでしまって申し訳ないのですが、その上で、今、米価が下がる懸念について申し上げましたけれども、昨年の主食用米の生産量、農水省が説明されているように、十分にあったということ、その上で、どこに行っちゃったか分からない部分があったということ、それは了としましょう。だとするならば、ここで三十一万トン既に出して、更にまたこれから、大臣の言葉をかりれば、際限なく出していくわけですから、そうすると需給環境というのがどうなっていくのか。実はこれはすごく心配になってくるんじゃないか。

当然ながら、食べられる量というのは限られています。人間の数も限られています。もちろん、食べないで備蓄しておく、家庭内の備蓄をしておく、そういうことによって需給環境というのは変わってくるかもしれませんが、基本的に食べられる量というのは変わらないという状況の中で、これだけ多くの米を投入するということ、もちろん、先ほどあったように、市場が違うのかもしれませんが、マーケットが違う部分があるかもしれませんが、だからといって、食べるということ、三度三度の食事は変わらないわけですから、これだけ投げていったということによって需給環境はどうなっていくのか。それについてどういうふうに見ているか、教えてください。

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