石川香織 (立憲民主党)

2025年5月28日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

今回は八月までのということなので、基本的には何回もない話だということだと思います。それならそれで、今回はあくまで緊急的な措置であるという発信をもっとやはりするべきだと思います。

なぜならば、先ほど、災害時の備蓄の量が東日本大震災で四万トン、熊本で九十トンだというお話をされましたけれども、どんな災害が起こるかも分かりませんし、大凶作になる可能性だって、今年、まだ分からないわけですよね、可能性としては。加えて、生産者からしますと、価格が高くなったときに備蓄米を放出して価格を下げるという手段を定着をされてしまうと、これは農家はたまったものではありません。見通しが立たなくなりますし、投資もできなくなる、後継者にバトンタッチできるような環境を整えられなくなるということですので、あくまで緊急的な措置だ、もう今回限りだということをやはりもっと強く発信するべきだと思います。その点は是非しっかりやっていただきたいなと思います。

それから、質問の中にも、備蓄米の、これだけ話題になりましたので、子供食堂に活用されておりますけれども、先ほど野田代表も、学校給食などに活用するべきではないかと。是非これは前向きに考えていただきたいと思いますし、私としましては、病院以外にも介護施設なんかからもこういう話が出ていますので、これは是非、備蓄米の活用の中に福祉の視点をもっと入れていただくということをお願いに、要請にさせていただきたいと思います。

それから、何人もの議員の方がお聞きしておりますけれども、小泉大臣の考える適正価格について私もちょっとお伺いをさせていただきたいなと思っています。

生産者の皆さんも、今の米の価格は高いので何とかしなければいけないという思いがありますけれども、二千円だとか三千円だとか四千円だとか、そもそも、党首討論のときに総理が五キロ三千円だと言って、これは令和六年産の話だろうと思いますけれども、その後、小泉大臣が五キロで二千円の備蓄米を出すと。三千円だ二千円だという価格ありきの議論を国会の場で政治家が勝手にやっていいのかな、私はそういう思いがあります。やはり生産者とか消費者が納得する価格、適正価格というのは、それなりの根拠、説得力を持ってやはり示すべきであって、私はこの点、非常に議論としていかがなものかなと感じております。

もちろん、高いままですと米離れが起こる可能性がある、これは何とか阻止しなければいけないですけれども、かえって、先ほど私は在庫の可能性も言いましたけれども、これから暴落したりだとか、米余りに逆戻りしてしまうのではないかという生産者の不安も考えれば、農業を続けられない、農家離れだって起こる可能性だってある。

やはりしっかりとした根拠を示して適正価格というものを議論していかなきゃいけないと思いますが、改めて適正価格についてお考えをお聞きしたいと思います。

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