山田勝彦 (立憲民主党)

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 178 発言)

立憲民主党の山田勝彦です。

通告の順番を変更させていただいて、十番から、日米関税交渉について、まず大臣にお伺いしたいと思っております。

赤澤大臣がワシントンで行った閣僚交渉で、アメリカ側は、関心を持つ農産物として、米や肉、ジャガイモなどを列挙したと報道されています。そもそも今の状況は、二〇二〇年に発効された日米貿易協定の約束違反ではないでしょうか。トランプ大統領は、当時も日本の自動車への関税引上げをちらつかせ、結果、日本は米国産の牛肉や豚肉の関税を大幅に引き下げられました。

一方、日本の自動車や自動車部品の関税撤廃はいまだに放置され続け、アメリカの関税はまだ下がっていない状況。日本政府は、当時、自動車の追加関税が課されないことが約束されたと繰り返し国会で答弁しています。にもかかわらず、日本の車へ追加関税をかけ、下げてほしければアメリカの車や米をもっと買えと言わんばかりです。交渉というより、まずはアメリカに約束を守ってもらうことが先ではないでしょうか。

前回も、江藤大臣へ、トランプ大統領の米の関税七〇〇%という不正確な発言に対し、おかしいことはおかしいと堂々と主張し、日本の国益を守っていただきたいとお願いをいたしました。現在、日本は米騒動で、一キロ三百四十一円の関税がかかっていても、今スーパーでは、はるかにアメリカ産の米の方が安く並べられています。これまで自由貿易によって日本の一次産業は常に犠牲になってきました。日本の農業は十分に市場開放していると思います。もうこれ以上差し出すものはありません。大臣も同じ思いではないでしょうか。

日本の食と農を守る決意と覚悟、全国の生産者や消費者の皆さんに日本の農林水産大臣としてのメッセージをお願いいたします。

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